<記事の内容とはあまり関係ない、吉備津彦神社の紅葉>
吉備津神社の裏手にある標高約100mの小さな山、神道山。
これを吉備津神社側(北)から登り、岡山側(南)に下るルートを、
我々の業界では「裏神道山」と呼びます。
#最初に神道山を登ったのがこのルートだったので、個人的にはこちらを”神道山”、
#岡山側から登るのを"表神道山"と呼んでるんですけどね。どうでもいいですね。
(2019年中に裏神道山を100本登ってみよう)
そう思い立ち、2019年1月4日の登り初めを皮切りにヒーヒー言いながら登り続け、
2019年12月15日、100本目のヒルクライムを完了しました。
誰も褒めない、得しない、この上ないチラ裏の世界がここに・・・(^ω^)
【本企画のきっかけ】神奈川県にヤビツ峠という(最近は悪い意味で)有名な峠がありまして、
この峠に魅せられ、「ヤビツ百参る」というチャレンジをされている、
とある自転車ブロガーさんをまいねは追いかけています(あ、ブログをねw)。
身体的にも、精神的にも弱い部分を抱えながらも、ひたむきにチャレンジを続け、
いつしか一緒に登る仲間ができ、年齢を重ねながらも記録を塗り替えていく姿に感動し、
「その辺の面白そうな坂を見つけて登るのも良いけど、何か目標を立てて登るのも良いな」
そう思ったのがそもそものキッカケでした。
それから坂を登るときは、ペダルへの体重のかけ方や重心位置の置き方が平坦と違います
(きっとスポーツバイクに乗らない人も、感覚的に平坦とは乗り方変えているはず)。
もっと言えば上半身の使い方や、呼吸の仕方も違います。
それらを上手く組み合わせて登らないと、どんどん力のロスが生まれ、
ただでも辛い登りが、もっともっとキツくなってしまうのです。
センスある人はそんなことないかもだけど、まいねは4~5日空けると登り方忘れるので(w)、
ボケ防止を兼ねて(!?)のトレーニングという意味合いもありました。
【なぜ裏神道山なのか?】まず前提として、裏神道山は平均斜度9%ほどのちょっとした激坂として知られており、
回数をこなすには斜度がありすぎるせいか、トレーニングに使う人はあまりいません。
そんな中で裏神道山を選んだのは・・・
・場所的に有利。家から10Km程の位置にあり、近すぎず遠すぎず
山に行くまでの移動時間がアップを兼ねます。
・まいねは(自称)ロングライダーなので、山を何本も登るなら
単純な往復でなく、山岳周回コースにして距離も稼ぎたい。
そのためには疲れてきても安全に下れる方が良くて、斜度のキツイ方から登って、
緩くて道が綺麗な方から下る、裏神道山コースの方が良いのです。
・裏神道山をガチで登る人はあまりいないから、
まいねごときでも上位勢に食い込めるwうは、チョロイww ←ゲス野郎
そして唐突に、こんなコーナー。
【これが裏神道山だ!!】どうでもいいけど神道山周りのコースの形が、めっちゃアゴしゃくれてる人の横顔に見えるのは
俺だけだろうか・・・?
<吉備津神社前、裏神道山スタート直前>
ここで気持ちと呼吸を整え、ギアの準備をします。
鳥居前の平坦から、一気に15%近くまで斜度が上がります。
問題のヘアピン。こう見ると大したことないけど(悲)、インを通ると斜度は20%近い。
13%ほどの激坂~ちょっと緩む~激坂という風になってます。
写真では大した事なさそうに見えますが、疲れてくると顔が下がるせいか、
この坂が壁みたいに見えます。。(>_<)
平坦区間(登り)。ここで垂れてしまうとタイムは到底望めませんぞ!
平坦終わるとまた少し斜度が上がり、サンタクシー前で少し緩み、
古代吉備文化財センターに向かって最後の激坂です。もがきましょう!!
ゴール!お疲れ様でした!!
せっかくなので(?)表からの下りも。
グレーチング上でフロントをアウターにしようとすると、高確率でチェーン落ちます(n敗)。
最後のカーブは路面がすごく良いので、まいねでも55Km/h以上で飛ばせます。
…なお、いくつかのカーブでは、曲がりきれず崖に突っ込んがことがある模様(n敗)。
登りの疲れ、下りのスピードから解放されてホっとする直線。
・・・さぁ、周回しようか(真顔)。
【総括】PR(Private Record:自己記録)=3:36(2019年12月14日達成)2019年ではのべ72人中4位の記録(2019年12月15日現在)通年ではのべ211人中20位です。いつでもモチベーション高く有意義にとはいかず、むしろ
肉体的にも精神的にもボロボロで、ただノルマをこなすだけの日も多かったです。
ぶっちゃけ、神道山は標高の低い山なので、100本走るだけなら楽勝だと思います。
何が辛いって…
飽きるんですよ、夜中に走るから景色も見えないしw
そんなときに自分を支えたのは、「自分で決めたことくらいやり通さなくて何が男か」
という(クソ)根性と、リリムちゃんでした。
そんな中で手前勝手にチャレンジを始め、終えてみて、一つだけ思ったこと。
「もう二度とやらねぇ!!」
<おまけ:100本達成祝いの酒>
Ajal(メスカル)。女性六人だけで作っているのが少し前に話題になった一本。
素直で、優しくて、甘やかなお味。
おつまみはワイン専用ポッキー女神のルビーと、瀬戸内すだちのり天。
(。-`A-)≡3<あー、このために走ってきたな!
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