忍者ブログ

まいねじゃ!

青森出身岡山県民「まいね」のシングルライフ。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

【自転車】ちゃりあんと ride4(後編)

<2018.10.21 おはようございまーす>

5時起床、6時にホテルをチェックアウト。
昨晩の雷雨からはうって変わり、雲一つない秋晴れの朝です。
ホテル前の駐車場で自転車を組み立てて早速出発、箱根峠を目指します。

前日の疲れは全くないと言えば嘘になりますが(少し脚が重く感じるかなぁ)くらい。
とはいえ(きっとまいねだけでなく)坂バカあるあるだと思いますが、
ヒルクラ直前の
「嫌だぁぁぁ、坂道登るなんてアホくさぁぁぁ」
というモチベーションの低さは、意外と坂嫌いの人と同列だと思いますw

ぶっちゃけ、この日朝起きて窓の外を見たときのまいねの一言。

「クッソ、晴れやがった!!」

宜しければこちらもどうぞ
後編のライドの地図
ちゃりあんと ride4(前編)



【後半のライド概要(予定時点)】
箱根駅前を出発、ちょっと遠回りになりますが少し南下して
朝の熱海のビーチを見ながら身体を慣らし、
来宮駅付近で補給、トイレなどを済ませてヒルクライム開始。
熱海峠、十国峠入り口を通り、道の駅箱根峠をチェックポイントとします。
その後、少し登り返してから国道1号最高地点を目指し、
『弱虫ペダル』のようにヒルクライムではなくダウンヒルではありますが、
国道1号を通ってインターハイの雰囲気を感じながら走り、小田原駅がゴールです。

本ルートは箱根越えの中でも(比較的)激坂コースとして知られています。
先にネタバレ…って訳でもないですが、最初のピークを迎えるまで、
走行距離13Kmで780mアップ、平均斜度は6%ほど。
序盤は10%を下回る区間がほとんどなく、後で少し楽になるタイプなので、
初心者的には序盤から(これがずっと続くとかムリムリ、絶ッ対、ムリ!)と
心をもっきり折る力を持っている坂道と言えるでしょう。

それでもこのルートを選んだ理由としては、プランニングの際に
マッキーの走力を知らなかった、ってのもありますし、
以前一緒にライドしたときに激坂を目の前にして、
距離が短いと分かれば(勢いで一気に行ってやる!)とファイトが湧くタイプだな
という印象があったから。
#…まぁ、それは当時彼がピストバイクだったからで、
#少し考えれば今回とは違うって分かるじゃん?と言われれば、返す言葉もないですがw
それと、偉そうに言っているまいねですが、900m近い標高まで登るという経験はなく、
自分の力を試してみたかったから、というのもあります。

閑話休題。

ホテルを出て朝のビーチを目指しますよ(/・ω・)/

<いいねいいね~♪>

<いや~、今日はあそこまで行くのかぁ!ヤッバいなぁ(ニコニコ)!!>

<ホントに登るんだなぁ(ドキドキ)>

<準備を整えて…(バクバク)>

<アタック開始や!!(/・ω・)/>



来宮駅付近から緩い登りではありますが、峠攻め開始からすぐに
斜度12~3%の異世界に切り替わります。

<標高130m地点:あら、こんなところにコンビニが>

ふもとで買い忘れなんかがあっても、ここで準備ができるから安心ですね!
…いやぁ朝から中々ハードだけど、車も多くないし、
緑の中を走るって気持ちが良いねぇマッキー…

<ま、マッキーぃぃぃ!>

前日の影響もあるかもしれませんが、朝のフレッシュな?脚でも
ライド開始30分足らずで既に押し歩きとなると…峠頂上までは難しいかもなぁ。。

<しばし作戦会議…>

基本的にまいねはマッキーのペースを気にせずに先行し、
マッキーは行けるところまで行く。
もし頑張れたら箱根峠の道の駅で合流し、その後の事はそこで考える。
・・・一言でいえば”なるようになるさ”作戦ですね(それ、作戦って言わない)w

よし、気合入れて再アタックや!!

<人工だけど、滝とかあって癒されます>

<標高220m地点:まだまだ登りは続くよ>

相の原入口交差点直後くらいかな?エラく微妙な地点で写真撮ってますが(w)、
これから少し後、ライド開始から56分、まいねが標高300mまで登った時に
マッキーから無念のDNF(リタイア)通知が届きました・・・( ;∀;)

でも大丈夫…ボクが必ず、マッキーの想いも乗せて、この亀チャリジャージを…
箱根峠の頂上に届けるッ!!(CV:小野田坂道)

…だから一人じゃないモン全然寂しくなんかないモン_(:3」∠)_
#お道化て書いていますが、 200Kmブルベの時に似た
#「物理的に一人だけど、精神的に一人じゃない」不思議な感覚は今回もありましたよ。

<標高400m地点:標識の言葉に「おうよ!」と返す>


<標高445m地点:MOA美術館>


<標高470m地点:最初に心がもっきりイキそうになったナイス斜度(ぇ)>

(CV:手嶋純太、以下”手”)「この坂は辛いか?」
ま「・・・(無言で俯く)・・・」
手「鬼ノ城さんよりも辛いか?」
ま「・・・(ハッ!となった表情で顔を上げる)
  鬼ノ城さんは、世界一キツくて危険なクソ坂です!!
手「そうだ!だったら、まいね、お前が証明しろ!
  お前は鬼ノ城さんから魂貰ったんだろう!!

…とかいう『弱虫ペダル NEW GENERATION』の一場面をなぞった
脳内茶番が始まって「…フフッ」ってなっていたんですが、
もうだいぶ脳がアレでナニな感じですね(゜∀ 。)<アヒャ
#ついでに言えば、鬼ノ城を足着きなしで攻略したことないし、する気もないし。。

それはさておき今回のヒルクライム、経験したことのない距離・標高まで登るわけですし、
斜度はしばらく10%以上が続くわけですが、キツくても15%前後の箇所がちらほらあるだけ。
小さいプライドをかなぐり捨ててギアをインナーローに落とし、
「どれだけ速度が落ちようが回せば前に進めるな」
ってのが分かる、逆に言えば激坂を前にしたときの
「今、ペダルに俺の全体重乗っけても回せなくて、倒れるかもしれない」
という恐怖感は一切ないという、根拠はあまりないけど
「ここの峠には負ける気がしねぇ!」
ってな無敵感が湧いてきていました。
#写真撮るために、一瞬とはいえ足着きを繰り返してるのでアレですがw

<標高500m地点?:こんなところにもガスは来てるんやな、って>

俺らも大概やけど一番ヤバいのは、ここに道やライフライン通した人だよな…
ってちょっと思った(小並感)。

<標高530m地点:姫の尾バス停>

姫の、尾…良家の生まれの、気品高きケモナーということですかな?
ふむ…続けて。

<標高540m地点:もっきりポイントその2>


(あ~、先見るんじゃなかった!)ってなるやつねw

<標高610m地点:あれに見えるは・・・!>

それでは皆様、ご唱和ください。

/(^o^)\<フッジッサーン!
/(^o^)\<フッジッサーン!
/(^o^)\<高いぞ高いぞフッジッサーン!
#30代中盤以上推奨ネタ

もう…何なんだろうね、富士山(急にどしたの)。
アンチミーハー根性とか、デカけりゃ偉いのかとか、色んな感情を軽々抑え込んで、
(デケぇ、スゲぇ!!!)
と思わされるこの感じ。思わず
「うぉぁぁぁ・・・」
って声が出ちゃいましたよ(/ω\)<キャッ

このご褒美景色効果もありますが、今回ルートは標高600mを超えたあたりから
斜度が落ち始めて10%区間はなくなり、キツくても6%ちょい。
平坦、下り部分もあって、景色を楽しみながら
ポタリング気分で走ることができるようになります。

<標高650m地点:十国峠ケーブルカーレストハウス>






レストハウス、富士山がよく見える展望台があるこの場所は、
多くの観光客で賑わっていました\(・ω\)(/・ω・)/<ワッチョイ
いやぁ、自分で言うのもなんだけど、良い顔してた!w


せっかくなのでソロショットもね。

でも、まだ登りが終わったわけではありません。てっぺん目指して行きますよ!(*^^)v

<標高700m地点:いやぁ、大分登ってるなぁ(しみじみ)>

この辺りで見知らぬオジサマに声をかけられました。
オ「これからどこまで行くの?」
ま「箱根峠の道の駅まで行って、一号線通って小田原まで」
オ「箱根峠?・・・ああ、あったねそんなの。でも、こんな登ってくるなんて大変だね」
ま「(実は余裕だなんて言えない…)そうっすね、でも天気が良いから最高です!」
オ「そうか~、頑張って!」

ほーら、ローディーは嘘つきだw

<標高800m地点:お互いに、旅のご無事を!>

やはり箱根はツーリングの聖地。多くのライダー、ローディーとすれ違いました。
2人くらい、ヤエーしてくれた人もいたんだけど、その時は10%超え区間だったので
返す余裕がなかった…_(:3」∠)_

ところで、ちょっと不思議だったんだが…
ダウンヒルしているローディーは何十人も見たんだけど、
ヒルクライムしてくる人は一人もいなかったんだけどどゆこと?
まるでまいねが変態みたいじゃないですかヤダー(/ω\)<やめてよモー

<標高845m地点:湯河原峠バス停>

湯河原峠のレストハウスが近くにあるんだけど、閉鎖されているみたいでした…

この地点のちょっと手前で、今回のヒルクライムの最初のピークである、
標高852m地点を通過しています(/・ω・)/<地味にめでたい!
ここから後は少し平坦が続き、道の駅箱根峠に向かって下って行きます。

<標高805m地点:道の駅箱根峠、とうちゃこ!>


ライド開始から2時間19分、9時ちょっと過ぎに目的地到着。
マッキーに連絡を入れ、せっかくなので国道1号最高点を目指すこと、
小田原で合流しようという旨を伝えます。

写真撮りながらのライドだったし、休憩が必要なほど疲れてもいなかったこと、
むしろ、この時気温13度で、休んだら身体冷え切りそうと思ったので
トイレだけ済ませてさっさと出発しましたw
#いや~、ここにもローディー一人もいなかったな。何でだろうな(白目)

<標高790m地点:芦ノ湖が近づいてきたよ!>



<標高715mあたり:箱根駅伝ミュージアム、箱根関所、芦ノ湖>







<標高718m地点:箱根神社の大鳥居にちょっと寄り道>

ここで気合を入れて、ちょっと引き返してから、再び本格的ヒルクライム開始です。

<標高845m地点:うむ…中々キツいね>


ところどころ斜度9%くらいの箇所があるだけで、序盤と比べたらまだマシなんですが、
日差しが強くなってきたこともあり、ちょっと疲れを感じます。
たまらずジュースと塩タブレットでリフレッシュ(;・o・)=3

目的地はそんなに遠くない、行くぜ!

<標高874m:国道1号最高地点、到達!>


ライド開始から3時間17分、第2の目的地である、国道1号最高地点にとうちゃこ。
『弱虫ペダル』劇中ではここがインターハイ一日目山岳ポイント、
クライマー同士ライバルである巻島裕介と東堂尽八が、
激熱バトルの末に雌雄を決した場所でもあります。
写真撮影してくれたローディーのお姉さんとお話しました。

ま「今日はどちらから?」
姉「小田原に住んでまして、ここはよく来るんです。
 今日は大観山HC大会があるので、これから見学しに行くところなんですよ(*´▽`*)」
ま「(HC大会見学するためにHCするとか、この人も大概やな…w)
 ああ、だからゼッケン付けて走っている人、何人もいたんですね。
 私は友達と一緒に、熱海ルートで登ってきて、ここまで来たんです」
姉「あそこは距離短いですけど、序盤の斜度が…」
ま「ですよね~。標高600mで緩くなるから大丈夫でしたけど、
  最後まであれだったら自分も・・・初心者一人、潰しちゃいました(テヘペロ)!
姉「あらあら~(ニッコリ)
ま、姉「それでは道中お気をつけて!」

坂バカ同士の会話って大体こんなもん(勝手に普遍化)。

最高点を過ぎたということは、ここからはずっと下り。
大観山HC大会に参加する人か見学する人か、大勢のローディーが
えっちらおっちら登っているのを横目に、『弱虫ペダル』インターハイの雰囲気と、
箱根の自然を堪能しながら、のんびりダウンヒルします。

<箱根彫刻の森美術館>


ど、どうしても見たかったんだから仕方ないじゃない!
この写真一枚のために激坂登り返すハメになった、みたいな顔しないでよねっ!
↑ホントは道間違って予定外の場所に入り込んだだけ。
 因みに奥に見えている坂の斜度は14%ほどでしたw

<うひょー!>

一号線は交通量も歩行者も多いし、慌てずゆっくり下りましょう。
煽ったり幅寄せしたりするような車はほとんどいないですし、
適当な路肩があれば(少ないけど)たまに道を譲るなどしていると、
気持ちに余裕ができて安全だし、景色も楽しめて一石二鳥ですよ(*´ω`*)b

<ステキな渓流、橋もあります>








下りが終わったら、平坦な街中の道を進みます。
ダウンヒルで脚も回復したし、走り足りなさを感じた(!?)ので、
巡航速度35Km/hオーバーになっていましたw

<小田原駅、ゴール!!>


ライド開始から4時間45分、マッキーと北条早雲公に迎えられつつゴールです!\(^o^)/
先に到着していたマッキーが、美味しいランチを下調べしてくれていたので、
駅の東口方面に向かいます。

<小田原城も眺めつつ>


よし、お店に到着。さぁ、食うぞ~♪・・・ん?

<え、こんな壊れ方ってある?w>

フロントライトのボタンが取れてる…ライトは消えてるし、
市街に入る前のトンネルで点灯して、消灯したときに取れたのか?う~む…
まぁ、どうしようもないし後で考えよう。。

<お店情報は食べログより抜粋>
【海鮮丼屋 海舟】
住所:神奈川県小田原市栄町1-14-55 竹内ビル 1F
電話:050-5868-0765
営業時間:月~金曜  11:00~17:00
     土・日・祝 11:00~20:00
定休日:★年中無休 ご予約は平日のみ承っております。ご飯大盛無料です♪
<魂抜けてはる!w( *´艸`)>


<鯵のなめろう、わさび漬け>

伊豆に来たらわさびも食べなきゃね!
あぁ、ツーンときて、うm…いや、ちょっと来すぎかもw
ヒルクラでも泣かなかったのに、こんなところで涙が出ちゃう( ;∀;)<ツーン

<マッキー:小田原海鮮丼(釜揚げしらすを生にチェンジ)、ぼたん海老の味噌汁>


キラッキラでゴージャス!めっちゃ美味そう(*´▽,`*)<ぢゅるり
最初に海鮮丼に乗っている海老の頭は、好きなタイミングで味噌汁にしてくれるようです。
ちょっと貰いましたが、ええ出汁出ててンマかった~!

<まいね:しらす三食丼(生卵抜きにした)、あおさの味噌汁>

釜揚げ、生、ちょっと珍しい?沖漬けのしらすがたっぷり乗ったどんぶり!
生しらすちゃん、やっと逢えたね(*´ω,`*)<ウフフフ~(ぢゅるぢゅるり)

しらすの香りと、ほのかな塩気で箸が止まらない釜揚げ、
こっくり濃い味で、ご飯はもちろんお酒もジャンジャン進みそうな沖漬け、
歯が触れた瞬間すぐに解けてしまうような儚い食感とクリアな旨みの生、
めっちゃ美味ぇぇぇ!!
…と思いつつ、ほとんど無言で食べ続けてましたw

いやぁ、これで酒飲んでないとか違和感ありすぎですわ ←良い子はこうならないように!
(*´▽`*)<ごちそうさまでした!


予定よりだいぶ早くゴールしたので小田原駅前を少しぶらぶらし、
それでも時間があまりそうだったので、早めに帰ることにしました。
まいねは自由席なのでいつでも良いですが・・・

マ「指定席の時間変更できたわ。14時前の電車にするね~」

ふむ…って、あと30分ちょいで駐輪場にチャリ取りに行って、
輪行準備して、駅に戻って来なきゃダメじゃん!ギリギリすぎるよ!w

<人間、やればできるものデスネ(白目)>

もうホント、急かされて輪行準備するの嫌_(:3」∠)_
まぁ、大分練習にはなったかもしれないけどw

マッキーはロマンスカーで、まいねは新幹線乗り継ぎで、
それぞれの帰途につき、無事に今回の旅を終えることができました。


まいねの相変わらずの方向音痴と、要領の悪さで迷惑かけることも多かったですが、
それでもメッチャ楽しい旅でした(そりゃ、自分の行きたいところ行ってるし)!
まいねはまいねなりに、これまで練習してきたことが、
他の場所でも有効だという手応えを感じたりしましたし、
マッキーも、そんな簡単には登れないっていう反省などあったんじゃないでしょうか。
”もう山はこりごり”とか言われるかなとも思ったんですが、
「もっと修行しとくわ」
という言葉をいただけたので、Mの気(マウンテン、ねw)を植え付けることができたかなw

--- 【まいねの今回の旅のデータ(Strava)】 ---
<前半>
総タイム:6:58:32
走行距離:58.89km
移動時間:3:19:45
高度上昇:1,197m
平均・最高速度:17.7Km/h・58.3Km/h
平均・最高ケイデンス:74・143
消費カロリー:1,852Kcal

<後半>
総タイム:4:55:49
走行距離:48.14km
移動時間:3:01:36
高度上昇:1,122m
平均・最高速度:15.9Km/h・51.8Km/h
平均・最高ケイデンス:69・120
消費カロリー:1,599Kcal
---------------------------------------------------

拍手[3回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

記事カテゴリー

最新コメント

[11/19 まいね]
[11/18 岡山県民]
[09/13 リキ]
[08/27 リキ]
[06/24 まいね]

ブログ内検索

プロフィール

HN:
まいね
性別:
男性
趣味:
食べ歩き、コーヒー、ギター、      自転車旅、ボードゲームなど
自己紹介:
「まいね」とは、青森の津軽弁で
「ダメ」という意味。
怒られていても怒られている気がしない、
ダメなのに、ダメな気がしない・・・
そんな錯覚を起こさせる柔らかい語感がステキです。