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まいねじゃ!

青森出身岡山県民「まいね」のシングルライフ。

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【読書】「おいしそう」の印

<本編全巻読破!>


ついに剣客商売の番外編を除く本編16巻を読破!
言葉巧みに繊細に情景を描くというより、魅力的なキャラクターがどんどん出てきて、
時代劇を見ているかのようにテンポ良く進んでいく文体に引き込まれ、
すいすい読めちゃう時代小説でした。
出てくる料理がとても美味しそうで、しかもその美味しさが何となく想像できるのも良いし、
金払いの良さとか、(いずれは)真似してみたいカッコイイ行動が出てくるのも
ポイント高いですね。

さて、写真の本に付箋が付いているのは、気になるお料理が出てきた部分。
折角なのでリスト化してみます。


登場
おしながき剣客めし挑戦
01_剣客商売
02_辻斬り_老虎鴨飯△(鶏肉で代用)
02_辻斬り_三冬の乳房沢庵薄打ちの生姜汁がけ
03_陽炎の男_嘘の皮山椒風味の蜆汁
04_天魔
05_白い鬼_白い鬼上州蕎麦
05_白い鬼_手裏剣お秀鮒飯△(鰆で代用)
05_白い鬼_三冬の縁談鯔の山椒味噌焼き
06_新妻_川越中納言鴨入り卵かけごはん
06_新妻_金貸し幸右衛門牡蠣の酢ぶり生海苔添え
鴨と冬菜の汁
07_隠れ蓑_大江戸ゆばり組鮎焼干し出汁の湯豆腐
07_隠れ蓑_決闘・高田の馬場冷やし汁ご飯
08_狂乱_毒婦莢隠元と茄子の山椒醤油和え
煮蛸の黒胡麻味噌和え
○(煮蛸の黒胡麻味噌和え)
09_待ち伏せ_待ち伏せ浅蜊とねぎのぶっかけ飯
10_春の嵐_除夜の客軍鶏鍋→出汁かけ大根飯
11_勝負_小判二十両焼き茄子の味噌汁
瓜の雷干し
△(雷干しって何ぞ?)
12_十番斬り
13_波紋_消えた女烏賊の山椒醤油炙り焼き
13_波紋_剣士変貌月見蕎麦
14_暗殺者_蘭の間・隠し部屋猪出汁の大根鍋
15_二十番斬り小梅村茶店のまずい饅頭×(皆がまずいまずい言う
から、逆に食べてみたいw
店主の飄々としたキャラが
良いね)
16_浮沈

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【読書】Jerry Spnelli『Star girl』

<図書館の書庫でゲット!書店で見つけるのは難しいかも…>

『Star girl』
Jerry Spnelli 著
千葉茂樹 訳

※以下、ネタバレを含むかもしれないのでご注意ください。


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【読書】庖丁ごよみ

<剣客めしファン必携の一冊!>


剣客商売に出てくるご飯を、和食の料理人が作るという剣客めしファンにはたまらない一冊!
冒頭に出てくる豆茶飯(お茶を使ったそら豆の炊き込みご飯)を見た時点で

(これはたまらぬ・・・)

と、腹の虫が申しておりました(アイツ、直接脳内に!?)。


ただ、しばらくは自分の想像で剣客めしを作ろうと思うので、この本はしばし封印。
”答え合わせ”の楽しみがまた増えました(*´▽`*)

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【読書】池波正太郎『剣客商売』



三十もとうに過ぎて、池波作品に初めて触れるとはねぇ・・・
円城塔の後ということもあってか(?)、乾いたスポンジに水が染みこむように入ってきます。
1巻を読んでいる途中で2巻を買いに本屋に行った作品は久しぶり(*´ω`*)

”人を斬るということは、その恨みを背負うということ”を前面に押し出した時代劇で、
勧善懲悪タイプより、そういったちょっと複雑なタイプの時代劇がまいねも父も好物なので、
ドラマ版を何度か見ていました。あのキャストでの脳内再生余裕ですw
…にしても、原作の小兵衛ってかなりのスケベジジイやなww( *´艸`)

作中に出てくるご飯がおいしそうなのもポイント高いです。
描写自体は細かくはないんですけど、「根深汁(ねぎの味噌汁)」といったメニュー名だけで
食卓の絵とか、香りを想像できる程度に”日本人”であることを実感できるのが
ちょっと嬉しかったりね。


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【読書】かわさる【感想文?】

<円城塔『バナナ剥きには最適の日々』『後藤さんのこと』>

方言の中には、標準語には該当するニュアンスの言葉がないものがあって、
津軽弁にもそんな言葉はいくつかありますが、その中の一つが「~さる」という表現。
目的語を明らかにしない受動態の表現で、意味的には
「(よく分からない超自然的な力により)~をさせられる」
と言った感じでしょうか。文法的に解説しても分かりづらいですが、例えば

・しばれできたすけ、いっつもコンビニで肉まん買わさるじゃぁ
 (日本語訳:寒くなってきたから、いつもコンビニで肉まん買っちゃうわ~)

・晩方(ばぎがだ)さ赤ちょうちん見っけだら…行がさるべせ?
 (日本語訳:夜に赤ちょうちん見つけたら…行っちゃうでしょ?)

みたいな感じで、意図するニュアンスは伝わるんじゃないかと思います。


まぁそんなわけで、別に岡山でも買えるであろう円城塔作品ですが、
姫路の本屋さんで出会ってしまったので買わさりました(*ノωノ)
これまでの作品の中ではユーモアテイストが強く「バナナ型宇宙人」とか、
思わずフフっと笑っちゃう表現もたくさんあります。
でも、バナナ型の宇宙人なんていない(宇宙人としては認めない)といった先入観こそ、
一番邪魔なものであり、そこに揺さぶりをかけてくるのが彼の作品の面白さなんですよね。

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プロフィール

HN:
まいね
性別:
男性
趣味:
食べ歩き、コーヒー、ギター、      自転車旅、ボードゲームなど
自己紹介:
「まいね」とは、青森の津軽弁で
「ダメ」という意味。
怒られていても怒られている気がしない、
ダメなのに、ダメな気がしない・・・
そんな錯覚を起こさせる柔らかい語感がステキです。