<鴨はどうしても手に入らなかったので、鶏ももを使ってます…>
いわゆるn番煎じのネタですが・・・
今読んでいる『剣客商売』のごはんが美味しそうなので、再現料理をやってみる企画です!
どれだけ続くか分かりませんが・・・w
第1回は、小兵衛の大好物であり、息子が行方不明になって心配で、
食事がのどを通らないお父さんですら、この料理だけは美味しくて食べちゃったという
おはるの得意料理「鴨飯」、
小兵衛の息子の大治郎が毎日のように食べているという「根深汁」です。
#草餅は作品とは関係なく、食べたかっただけですw
鴨飯の中の肉は、思いつくお店をすべて回っても鴨が手に入らなかったので、
鶏もも肉で代用しています。夏場は手に入らないはずのセリはあったのに…orz
鶏肉は皮を剥ぎ、皮は適当に切って茹で、肉の方は筋を取ってミンチ状になるまで
包丁でたたきます。
皮を茹でたお湯の温度が下がったら、そのスープでご飯を炊きます。
まいねはご飯と一緒に皮も炊きましたが、肉と一緒に炒めたほうが良かったかも、
という気がします。
ミンチの方は、醤油と酒、スープの残りを少し加え、水気がなくなるまで炒めます。
ちょっと砂糖っ気が欲しくなりますが、恐らく当時、砂糖は貴重だと思うので入れていません。
#みりんはあると思うけど、結局これも入れなかった。
ご飯が炊きあがったら茶碗に盛り付け、そぼろを乗せ、
仕上げに刻んだセリを散らして完成です。
セリの爽やかな香り、旨みたっぷりのそぼろ、脂でコーティングされてツヤツヤのごはん、
シンプルな中に、技が詰まった逸品です。
根深汁は、小口切りのねぎをたっぷり入れただけのシンプルなお味噌汁。
思わず「あぁ~…」と声が出ちゃう、染みる一品ですw
・・・鴨飯は、鴨が手に入ったらリベンジしよう。。
宜しければこちらもどうぞ。
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