<開店と同時に満員御礼!>
先日の
第1回せとうちブッククルーズにて、久しぶりに読み返したくなった
ミヒャエル・エンデ『モモ』との再会をプロデュース(?)してくれた古書五車堂さん。
お店のチラシに”本と人が出会った瞬間が好き”と素敵な言葉が書いてあって、
(これはお店に行かなきゃイカンじゃろ)ということで、早速お店に伺ったところ、
その日の翌日にあった、のきさき市にお誘いいただきました。
ホント人の縁ってのは不思議なもんですね。
…実は今まで、店名のいかつさ(!)から入るのをためらっていたことをここに懺悔します。。
順番は前後しますが、ゆっくり店内を見て回った前日のことを先に書きます。
古書五車堂さんは、けやき通りにある小さな古本屋さん。岡山の郷土関係を中心に、
小説やエッセイを扱っています。名前はカタい感じですし(まだ言ってるし)、
お店の中に入ると狭くはありますが(失礼だし!)
さっぱりしていて、ホッとするような空間です。
まいねの”良い本屋さんは本の並べ方そのものにストーリーがある”という持論どおり(!)、
ストーリーを深読みする並べ方でしたよ。岡山の郷土史が店内の中心を占めており、
それを取り囲むようにエッセイ、小説などが配置されています。
人間は常に歴史の上に立つのですから、しっかり学ぶべき!というメッセージを
勝手に受信しました(。-`ω-)<ビビビっ
店内入り口右手には村上春樹コーナー、岡山史をはさんで左手側奥には三島由紀夫コーナー。
(ああ、何となく仲悪そうな気がするねw)
ある棚の中ではお酒関連の書籍が、アルコールを分解すると言われるコーヒー本でサンド。
(無限ループしちゃう!w)
奥側の棚の上では、立川談志と夢路いとし・こいしが夢の競演をしていました。
(もう見ることはできないんだなぁ…(泣))
翌日ののきさき市時点でほんのり本の配置が変わっていましたので、新陳代謝も良いようです。
是非是非今後とも通ってみたいなと思いました。
<おまけ:店内で販売のプロペラ久助(かりんとう)、ヤバいほど美味しい>
気を付けないと歯が欠けそうなほどゴリゴリ食感のかりんとうに、
しっかり甘いのに不思議としつこくない飴がたっぷり、くだきピーナッツが香りを添えます。
この上なくシンプル、だからこそ食べ飽きる気が全くしない中毒必至のおやつ!
”リピーター続出”と謳い文句がありましたが…(/・ω・)/<もう一人追加でおなしゃす
ーーー
さて、前置きがやたら長かったですが(w)のきさき市について。
のきさき市は古書五車堂さんの軒先で、まいねがいつもお世話になっている
トスティーノコーヒーさんのコーヒー、3じのおやつさんの蒸しパン、
(用事があったので見れなかったですが)2D仏像顔出し看板…って字面がすごすぎるな(w)のニシユキさんの展示など、小さなスペースに美味しく楽しい企画が詰まったイベントです。
<何気にイベントでお会いするのは初めて。…あ、ども初めまして(照)>
<どれにしようかな、ほとけさまにきめてほしい♪>
…と、ここで2D仏像の写真があればオチたんですが、撮り忘れました(ぉぃ!!)。
<左:鶏ハムと玉ねぎ、中:栗と(三代目)下山さんのほうじ番茶、右:深みのグァテマラ>
「いや、
私もたまに鶏ハム作るんすよ('◇')ゞ」
妙な対抗意識を燃やしつつ購入した 鶏ハムと玉ねぎの蒸しパン、
…やっぱうまいっす(そうなるのは分かってたw)。
火を通すと固くなっちゃう鶏ハムを、玉ねぎの柔らかさと甘さがフォローし、
良い塩梅になってます。
塩気が利いているので、他のデザート系?蒸しパンの合間にはさむとループが止まりません!w
栗と三代目(ここ強調)下山さんのほうじ番茶が入った蒸しパン、めちゃウマ!
栗のホクホク食感と奥ゆかしいほのかな甘さが何とも良い感じ。
ほうじ番茶はしっかり香りながら、コクがありながらも後味がほんのりフルーティな
グァテマラの邪魔をせず、非常に良いペアリングでした。
会ったことはないけど良い仕事をしますね三代目!
コーヒーと蒸しパンもさることながら、
お店の人たちも楽しそうにニコニコと仕事をされていて、
人と人のペアリングが良いから、ここに集まってくる人たちもみんな
寒空の下だけどポッと温かい自然な笑顔になるんだな…
そんなことを感じたイベントでした。
…次回はちゃんと見ますので、十二神将張りの顔で睨むのはやめてくださいね仏様。。(;O;)
[1回]
PR