<イチョウ並木のキャンパス感パネェ!>
「いちょう並木の古本まつり」と題し、岡山大学キャンパス内で開催された
第1回瀬戸内ブッククルーズに行ってきました。
今回は晴れカフェメンバーのぺんちゃん、けいちゃんと共に
瀬戸内国際芸術祭2016にて一緒の船で危険を乗り越えた(!?)ゲームの達人こと”師匠”、
そしてその旦那さんの”店長”と共に、綺麗に晴れた空の下で平和な時間を過ごす…のは一時で、
このメンツが集まったからにはベタ凪で済むはずもなく、大ゲーム大会と相成りました!w
<天気にも恵まれ、本当に気持ちの良いお祭りとなりました>
瀬戸内ブッククルーズでは、瀬戸内沿岸の各県から古本屋さん、雑貨屋さん、
食べ物屋さんが集まり、古本の販売、トークショー、食事などが楽しめます。
本好きならここにいるだけで、1日があっという間に終わっちゃいますよ!w
<黄色い本を集めて作られた”イチョウの木”>
<ステキな雑貨もございます>
<美味しいお菓子もございます>
瀬戸内ブッククルーズの魅力の一つは、本屋さん・作家さん・デザイナーさんと
お客さんとの距離感の近さ。綺麗なポストカードに見惚れていたりすると、
それを描いた作家さんから声をかけていただいたりして、楽しい話が聞けたりします。
因みにまいねは、Ujimine Mariさんのポストカードを見ているときに話しかけられ、
ご本人とは知らず
「まるで自分が描いたように説明されますね!」
とめっちゃ失礼なことを言ってしまいましたorz
#Ujimine Mariさんは、モノクロの繊細な点描の中にカラーインクを少し入れ、
#不思議で優しい世界を作り出す絵を描いています。白い熊と黒い熊の絵を購入し、
#熊大好きな
OURSONさんにプレゼントしましたので、お店のどこにあるか探し、
#白熊、黒熊どちらがシェフに似ているかなど議論してみてください!w
<そして今回のお宝>
無茶苦茶な組み合わせに見えますが、自分の中では”死と時間”という
テーマでチョイスしています。
ーーー
さて、(唐突だが)平和な時はもうお終いだ。
「諸君、ゲームは好きか?」
(。-`ω-)<因みに私は好きだ(ド直球の蛇足)…
まいね、けいちゃん、ぺんちゃん、師匠、店長の列強五国(感想には個人差があります)間で、
岡大キャンパス片隅の、小さなテーブルの上で、戦争が幕を開けのだった!
この日は
先日も白熱した『DOBBLE』を皮切りに、
様々な魅力を持った、カジュアルだけど奥深いゲームの世界の世界を皆で楽しみました。
…楽しすぎて写真撮るの忘れたw('◇')ゞ<スマン
『なまえをよんで』ネーミングセンスが問われる(!?)記憶系ゲーム。
珍妙でどこか憎めないモンスターたちが描かれたカードを使い、
プレイヤーは順番に山札を1枚めくって、
出てきたのが初めてのモンスターなら名前を付け、場に置きます。
これを繰り返して、名付けられたモンスターが再登場したら、
その名前を一番最初に呼んだ人が場にあるカードを総取りできます。
山札が無くなった時点で、一番多くのカードを持っている人が勝利です。
因みにこの日名づけられたモンスターは
「バターピーナッツ」「ピンクさん」「ヤッポヤッポ」「あまえんボンボン」
など多種多様!ヘンな名前を付けるほど楽しめる気がしますw
『髑髏と薔薇』ゴシック臭プンプンな(w)騙し系ゲーム。
各プレイヤーは3枚の薔薇、1枚の髑髏の計4枚のカードを持ち、
最初のターンには札を確認して伏せたまま1枚出します。
後は順番に「場に出ているカードの中に薔薇は最低何枚あるか」を予想しながら、
自分の場に1枚カードを追加するか、予想した枚数をコールします。
枚数がコールされたら、以降の人はそれより大きな数をコールするか、
パスするしかできません。最大の枚数が確定した時点でコールは終了、
最大の枚数をコールした人が、まず自分の場のカードを開き、
それから他者のカードを任意の順番で開いていきます。
髑髏が出たら負けが確定、コールした枚数分薔薇を開けたら勝ちです。
負けた時は自分のカードを捨てなくてはならなくなるため、
他のプレイヤーが有利になり追い詰められていきます。
参加者たちのクセや性格の悪さを見抜く(!)、心理戦が熱いゲームです。
『ミソヒトサジ』運とこじつけの旨さが試される(!?)大喜利系ゲーム。
5文字の言葉、7文字の言葉が書かれたカードを使い、
スタンダードなルールでは2回のターンの間に、手札を場に開かれた数枚のカードないしは
山に伏せられたカードを引いて短歌を作るだけという分かり易いルール!
結構ハチャメチャな言葉があるので、爆笑必至の句会となりますw
<スタンダードルールでできた5句がこちらです>
1.イルカとか ばかりいたんだ 爆音で ロマンチックが 志望の男2.知ってるか 投げっぱなしの 本棚に 黄ばんだままの 坂本龍馬3.あがってる わさび醤油で リクエスト 噛み応えあり なくなるまでは4.胃が痛い 命からがら 系男子 エレキギターと グランドピアノ5.ご機嫌な 群青色は 給食に とっくのとうに トーキョーシティこ れ は ひ ど い
これを必死で自分の句こそ最高だとプレゼンし、他の参加者を納得させて
参加者同士の投票で一番になった人が勝利です。
因みにこのゲームはまいねが勝ったのですが、どの句がまいねのものかを予想してみてね!w
他に、二句のみが確定している状態で、初句、三~結句を皆が持っている手札を出し合って
”最強の句”を作る「句ミーティング」というルールもあります。
<これが最強の句だ!>
魔界にて ほっと一息 パーリナイ そうと決まれば 実行委員…今となっては、どこが良かったのかさっぱりです(滝汗)w
白熱し、騙し合い、笑い合ったあっという間の数時間、
ぺんちゃん、けいちゃんは残念ながら用事があるということでここでお別れ。
まいねと師匠、店長はまだ遊び足りないと、岡山市内のボード・カードゲーム専門店で
もう一勝負…あわよくば面白いゲームを購入しようという流れになりました。
「もっと・・・仲良くケンカしようぜ!(。-`ω-)」
ーーー
ってことで伺ったのはBOARD WALK OKAYAMAさん。普通なら
「絶ッ対入んねぇよ!!」
と言いたくなるような狭いビルの中に(失礼)、これでもかと詰め込んだ
国内外のゲームの数々は圧倒的の一言!
(知らないゲームがあるの?)と言いたくなるほど知識豊富な師匠、店長をして
「この品揃えは…神だ」
と言わしめる、実はすごいお店なのです。
ゲームの本場はドイツということで、ドイツ語表記の商品が多く、ど素人のまいねとしては
まったくタイトルから中身が計り知れないのですが、手に取るものほとんど全てを
「ああ、それはね・・・」
と大雑把なルールなど解説してくれる師匠たち。ありがてぇ、ありがてぇっ!
色々悩みに悩んで、まいねが師匠たちに伝えた欲しいゲームの方向性は
「ルールがシンプルかつ、カードの中身など分かった後も飽きずに遊び続けられること
(この時点で大喜利系、謎解き系は除外かな。気になる脱出系もあったんですけどね…)」
そして何より重視したのは
「駒を・・・ジャラジャラしたいです!!」
…小学生でももっと気の利いた事言うよ!_(:3」∠)_<バカですんません
ってわけで、購入したのはこちら。
#購入してすぐお店で開封、遊ばせていただけました。ビルは狭いが心は広いぜご主人
#(だから失礼だってば)!
<COMPLETTO(コンプレット)>
各プレイヤーは伏せた状態の17枚のタイル、および開かれた状態の5枚のタイル、
計22枚を持ってスタートします。この22枚を数字の昇順に開かれた状態を作った人が
勝ちになります。
まずは17枚の中に、適当に5枚のタイルを配置します。プレイヤーの手番にできるのは、
1.山場からタイルを一枚、数字を開いて持ってくること、
2.自分の持っているタイルで伏せられているものを1個だけ、
手札内で移動して隙間を作ること
のどちらか。手に入れた数字が手札内の数字と連番になるときは、
もう1ターン行動することができます。
このゲームのキモは、開かれた状態のタイルを入手するために、伏せられたタイルで
”隙間”を作っておく計画性と運です。例えば
□・20・30・□
と手札にタイルが並んでいて、山場から25を引いてきた場合、20と30の間に隙間がないため
25を入手することができません。自分および他のプレイヤーが持っている数字、および
自分の引きの強さと相談しながら(w)、ターンを上手く使って隙間を作りましょう。
また、ちょっと面白いルールが「逆さまにして成立する数字は、逆さまにして使ってOK」。
例えば「16」は逆さまにすると「91」。このどちらで解釈しても良いので、
自分の待ちタイルの幅を持たせつつ他プレイヤーの待ちを狭めたりできるわけです。
#因みに「80」を逆さまにして「08」などはダメなパターン。
言葉にすると中々複雑そうですが、やってみると一度で覚えられるようなシンプルなルールで、
それでいて奥深く、本当に面白いです。そして、この木駒の手触りが本当に良くて、
触っているだけでめっちゃ気持ち良いんです(*´ω`*)<僕は変態じゃないよ!
良い買い物のアドバイスをいただいた上に、3度もゲームにお付き合いいただき、
楽しい時間が過ごせました。今度またゲーム会を開かれるそうで、
ぜひぜひ参加させてくださいと約束し、一時のお別れです!
・・・あれ?これって古本まつりの記事じゃなかったっけ?('◇')ゞ
[2回]
PR