食べログ非掲載&取材などはお断りしているお店のようなのでこちらで応援。
岡山では様々なミスマッチ喫茶店(鍋焼き雑炊+喫茶店の
キャッスルさん、スンドゥブ+喫茶店の
カフェド999さん)を経験してきましたが、こちらは何とお好み焼き+喫茶店。以前から気にはなっていましたが…ちょっと入るのに勇気がいる感じですよねw
本日、無性に粉モンが食べたい衝動に任せて伺ってみました!
<お好み焼き&カフェレスト HIRO>協立病院あたりの大通りに面した小さなお店。
専用駐車場も近隣にあります。
<デラックス(1280円)。肉もシーフードもたっぷり!>
<Largeウィンナー(180円)。デカい!>
<冷め行く鉄板とアツアツのコーヒー(390円)。意外と絵になってるw>
店内に入ると、ちょっと薄暗い照明と、軽く間仕切りされたテーブル席があり、
BGMは有線の洋楽ですかね。夜カフェの雰囲気を醸し出しつつ…
鉄板が鈍い輝きを放っています。これからここでお好み焼きが作られるなんて、
ちょっと信じられない雰囲気ですw
本日のオーダーは、デラックス(いか、たこ、えび、ホタテ、ベーコン、
豚肉のお好み焼き。こりゃデラックスだ)、Largeウィンナー、ブレンドコーヒー。
丸山弁護士が若返ったような感じ(イメージ)のマスターとおしゃべりしつつ、
焼いてもらいます。
「お好み焼きと喫茶って、珍しいですね?」と伺ってみると、どうやら27、8年
この形で続けているんだそうな。お昼にはお好み焼きをメインに提供し、
夜にちょっと落ち着いてきたあたりで喫茶としてやっている感じとのことで、
意外と合理的な理由に感心するやら拍子抜けするやらw
#「喫茶店をやってたら、お好み焼きの神が降りてきた」くらいの理由を期待してたw
「料理の写真を撮らせてください」とお願いすると
「最近若い子が写真を撮っていくことが多いんですよ…意外と忙しいから、
取材なんかはお断りしてるんだけど、写真を撮ってツイッターとか?
してるのかな?まぁありがたいことですよw」
と首をひねりつつも照れくさそうに話していました。鉄板と同じように、
じんわりと温かさを感じるマスターです。
さてお好み焼きですが、最初クレープ状に生地を伸ばし、具を乗っけて、
ぎゅーっと押し付けて焼くタイプです。生地の上には粉鰹?っぽいものを
サササっとかけていましたが、気の弱いまいねはそれが何なのか聞くことができず…w
カリカリに焼いた豚肉、ベーコンと卵を乗せ、ちょっと蒸らして
ソースを塗り、花がつお、青のりを乗っけて完成。マヨネーズは自分でかけます。
ハフハフっと食べてみると、もっちもちの生地とふわふわの卵の中から、
海鮮のダシの味、カリカリ豚肉とベーコンの香ばしさが出てきてウマウマ!
ソースは甘口で優しいお味。マスターの人の良さが出てるような感じですね~。
お好み焼きの途中で
「桜のチップでスモークしてるんですよ」
と、ちょい自慢げに(w)ウィンナー到着。もうほとんどが散っていった桜を
悼むような感じで趣深いですなぁ。
ぷりっと噛んだ瞬間、アツアツの肉汁とスモークの香りが口の中で炸裂!
うひゃー、危険だけどウマウマ!たまんないね!
汗をダラダラ流しつつ食べ終え、食後のコーヒー。
「お口に合いますかどうか・・・」
マスターの謙虚な一言が素敵です(中々これが言える店って出会わないんですよね)。
懐かしい洋楽ロックのギターが泣いているのを聴きつつ、冷め行く鉄板を前に
コーヒーをすする…あ、不覚にもちょっといいなと思ってしまった(←天邪鬼)!w
飲んでみると、苦味がメインで、割とボディのしっかりしたお味。
アロマはちょいウッディかな。木は木でも、木を焼いた時のような香りに感じました。
…あれ、桜のスモークのせいかな?w
甘いソースの後でコーヒーの苦味で口の中がきゅっと締まって、中々良かったです。
…流石に一緒にしたら合わない感じがしますけどww
お好み焼き屋さんのカジュアルと、夜カフェのラグジュアリを足して2で割ったような空間、
マスターの温かな人柄が、なんとも居心地の良いお店でした。
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