以前
100Kmライドの中で立ち寄らせていただいたcicli pioniereさんにて、
フィッティング+レッスンを受けてきました。
固定ローラーを使いつつ、まいねの身体に合わせた自転車の調整、
実走をしてみての乗り方チェックなど、非常に充実した2時間でしたよ。
<調整前チェック>
まず最初のご指摘は「サドルが低すぎ」ということ。
ANCHOR RL6ちゃんが初めてのロードということもあり、
高いサドル+前傾姿勢に恐怖感があって、購入店ではANCHORフィッティングサービスで
算出した最適の数値より3cmほどサドルを低くしていただいて、その後
ビンディングシューズを履き始めてから自分で1.5cmほど上げていたのですが、
「身長的にも脚の長さ的にも、まだ全然上げた方が良いよ」
とのこと。そか…脚長かったんだ(違)。
ペダルを踏むとき力が入りやすいのは、時計で言うと2時くらいの角度で、
その時点で最もパワフルな太ももの力を伝えてあげたいんだけど、サドルが低いと
この時にはももがまだ上がっている状態なので踏む力はほとんどペダルに届かず、
ロスになってしまうんだそうです。
<サドルの高さ+前後位置調整後>
ペダルの踏み込み方、引き足の使い方もレクチャーしていただきつつ再チャレンジ。
ギアは変えずにずっと回してるんだけど、この時点で「あれ、軽くなった?」と思うほど
回しやすいような感覚があります。
続いての指摘は「腕に体重掛かり過ぎ」ということ。
これ、インターネットなんか見ていてもよく言われてることなので
(ふむふむ…腕をリラックスしてなるべく力入れないように…)
と意識してたつもりだったんですけど、いざ第三者から写真撮ってもらって確認すると
全っ然できてないもんですねw
サドルに腰掛けた状態でお辞儀をして、上半身を支えているのはほぼ腹筋と背筋のみ、
ってのが理想的なのだそうですが、これが中々にキツイ・・・(汗)
腕に体重がかかっていると、親指付け根あたりの痛みが出たり、
自転車の行く方向をコントロールするのは前輪側なので、ちょっとした段差なんかで
ハンドルがぶれてしまう原因になるんだそうです。
<ハンドル調整後>
ビンディングデビュー後、4回ほど立ちゴケしたせいか
「ハンドルが左右で角度も高さも違うね?」
とのことだったので調整してもらいつつ、ハンドルの持ち方も教えてもらった後。
何となく、腕がリラックスしている感じがお分かりいただけるでしょうか。
とはいえ腹筋背筋で上半身支えつつ、前も向きつつ…ということを意識すると中々難しくて、
クーラーの利いた店内なのに、結構汗かいちゃいました(;´Д`)
その後、実走をしながら店内で学んだことが実際の走りでできるかの確認、
コーナリングや登り、下りでの回し方、体重の使い方などを教えてもらい、
お店に戻って総括といった流れでレッスンは進みました。
今回のフィッティングでまいねが思ったのは
「自転車には武道のような一面がある」
ということ。
身体を鍛え、筋肉を付けることで一時的に「俺強ぇ!」を味わうことができますが、
実は効率的な身体の動かし方などの”型”を知っているだけで、
力なんか全然なくても、ある程度運動を続けることができます。
”柔よく剛を制す”と言いますか…強さは力だけじゃないんだよ、って感じ。
筋肉や体力は継続的にトレーニングできれば良いのですが、
仕事が忙しいとか風邪を引いたなどで、ちょっと休んだだけでも一気に衰えますし、
取り戻すのはかなりしんどいんですよね。実はまいねも自転車を始めた直後くらいから
毎日筋トレしているんですが、飲み会+二日酔いで2日筋トレ休んだりすると、
(ああ、あの胸筋が…6パック(ただしうっすら)が…あぁぁ(泣))
と、涙に暮れたりしますw
閑話休題。
もちろん筋トレ自体は良いことですが、「筋肉に頼らず走り続けられる知識」を得ることは
大きな武器になるなと感じました。100Kmライドはまだまいねにとっても
序盤の通過点にすぎませんし
「200Km、300Kmも、走り方の知識を守るだけで何てことなく走れるよ?(*'ω'*)」
とのことですので、レッスンで得たことを活かしてまた走っていきたいです。
因みに、フィッティング+レッスン料(2時間)は9,720円でした。
一瞬ビックリしましたが(w)、一生使える知識のお値段と考えると全然高くないですね。
自分のライドに自信がない方、自信はあるけど独学だけで走っている方、
結構ビックリするようなご指摘がいただけるかもなので
(ネタバレ防止のため?今回の記事には、ご指摘内容の半分も入っていません)、
おススメですよ。
[3回]
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