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まいねじゃ!

青森出身岡山県民「まいね」のシングルライフ。

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【自転車】益田I・NA・KAライド2019(120Kmかめコース)

一口にロングライドイベントといっても色々あって、
その中でも比較的ヘンタイタイヘンと言われているのが、まいねも度々挑戦しているブルベ。
そして、補給所(エイドステーション)でご当地の美味しいお料理なんかをいただきつつ、
まったり走るような、初心者にも間口広く開放されているイベントもあります。
(そういえば、サポートありのロングライドってしたことないな…)
ある日ふとそう思い当たり、何かいいのがないかなと思って探していたところ、
過去のイベント参加者のとあるコメントが目に入りました。

「人生で一番、応援してもらいました。」

よっしゃこれだ!と思って参加を決意したのが、島根県は益田市で開催される
益田I・NA・KAライド2019(以降”INAKAライド”)でした。
”100ZERO=100Kmは信号ストップなしに走れる、立派な田舎(!?)”をコンセプトに、
美味しいものを食べながら自然の中をゆったり走るこの大会。因みに文字区切りは
”I(一緒に)、Na(Nature:自然を)、Ka(感じる)”がかかってるらしい…
流石にムリがあるんじゃないですかねぇ?w

およそ120Kmのコース中、100Km近くは雨に降られているという
中々厳しい面もありましたが、だからこそ見えてくる益田市民の「自転車に対する本気」
を見ることができたとも言えます。ぶっちゃけて、前泊とイベント当日含めて
感動しっぱなしの素晴らしいイベントで、前中後編に分けても語り尽せそうにありません。
何回か(もう岡山帰りたくない!益田の子になる!!)とさえ思いましたよw
とりあえず、一言でまとめちゃいます。
「自転車乗りの真の天国は、ここにある。自転車乗りなら一度は参加してみるべき!」

<ほら、吉田君もそう言ってる>

そして以降は、なるべくかいつまんで本イベントと益田市の魅力をお伝えしようと思います!
#…まぁ、それでもある程度長くなるでしょうけどね(汗)w



【INAKAライド(益田市)のここがスゴい!】
・自転車に対して、市民レベルから「本気」である
北に日本海、ちょっと南に進めば山があり、自然を存分に感じられる益田市は、
サイクリングを楽しめる道がいっぱい。そして、
スポーツ(自転車)による教育、町おこしを行うべく多くのロードレースイベントを開催し、
2020年東京五輪のアイルランドロードキャンプサポートを行うなど、
熱量が半端じゃありません。これはもう、イベントのお祭り気分だけのものじゃなく、
市民の隅々にまで浸透していて”土壌”からして段違いだな!というのを肌で感じられます。
例えばイベント前日のエピソードですが…
・少し暇な時間に、会場裏にある激坂(16%くらい?)を戯れに登り(!?)、
 下るときに車の気配を感じて、路肩に寄せて道を譲ったんです。すると
「ありがとう、ありがとう!(*^^)/」
 と、わざわざ車の窓を開けてお礼を言ってくれるおっちゃん。
 もう、ニヤニヤするのを止められませんでした!w
・前泊した瑞穂イン、自転車を組み立てたまま部屋に置く、ないしはホテル内の
 自転車専用部屋に置くのを快く許可してくださいました(因みに、予約時及び
 念のため当日にも確認はしてます。あと屋内に入れる前にタイヤも拭いてますよ)。
・ホテル近所の居酒屋さんで飲んでたとき、大将が「明日のINAKAライド頑張ってね!」
 とまいねに話してるのを聞いて、席に着いたばかりの(まだお酒も入ってない)ご夫婦が
 めっちゃ応援してくれました\(・ω\)(/・ω・)/

イベント当日じゃなくても、自転車に乗ってても乗ってなくても、
自転車乗りに優しいってのが「本気」って感じがしますよね。
ライド中「頑張れ頑張れ」っていっぱい声援いただきましたけど、
実際一番頑張っているのは運営スタッフの方々をはじめ、ボランティアの皆さん、
益田市民の皆さん一人一人だったんじゃないかなって思いますm(__)m<感謝!!

・萩・石見空港滑走路を自転車で走ることができる
滑走路は、ボールペン1本でも落そうものなら大事故につながる危険性があり、
普通なら走ることは許されないのですが、恐らく日本で唯一?自転車イベントで
滑走路を走ることができます。言葉を選ばず言えば、ただの数キロ続く直線路なのですが、
先の見えない長さ、いわゆる道路とは段違いの広さ、
その両脇から私たちに掛けられる(空港職員さんたちかな?)沢山の声援・・・
言葉にするとこれだけなんだけど、実際に体験すると、背中がゾワゾワってするほど、
もんのすごい快感と感動があります。…ぶっちゃけ感極まって泣きそうになりましたw
#因みに落下物防止のため写真撮影などは一切禁止です。

・エイドが凄すぎる!
INAKAライドでは、手ぶらで行ってもハンガーノックの心配がありません。むしろ、
オーバーカロリーの心配しかありません(w)!
おむすび、お漬物、バナナ、トマト、ジュースにお茶に青汁(!?)、
お饅頭、ぜんざい、プリン、アミノ酸ゼリーなどなど…これらが食べ放題!
因みに完走後のお土産にも「今日の思い出を肴に、これで一杯やってくれ」と言わんばかりに、
チー鱈、くるみ、カルパス、瓦せんべいなどが入ってましたw


【INAKAライドのここがイマイチ!】
・(相対的に)参加費が高い
エイドありだから仕方ないし、ブルベと比べるのは無粋なんですが…
交通費(新幹線+在来線特急)、宿泊費、参加費を含めて4万円近くが
ポーンと飛んでいきました。。今夏は青森帰省もあるから
余計に出費が痛く感じちゃうのよね。。
ただ、手厚いサービスがありますので、不満があるかと言われれば全くありません。
他のイベントとか差し置いても、INAKAライドにはまた来たい、
と思えるくらい素敵なイベントでした。

・交通の便が悪い
まぁ”立派な田舎”ですから当然と言えば当然ですが(w)、少なくとも輪行は大変。
電車の本数が少ないので、イベントが終わってから輪行準備して、
数時間待ちぼうけ…もありえます(1敗)。まぁ、まいねの下調べが悪かったせいなので
あんまり益田市を責める気はありませんけど。。

さて、ここからは写真垂れ流しです。デジカメのモードを料理撮影用にしてしまったので
やたらと明るく白飛び一歩手前、途中から大雨に見舞われて携帯カメラに
なってしまっていますが…少しでもイベントの魅力が伝われば幸いです。

ーーーーーー
~INAKAライド前日~
<【悲報】ランチしてる間に何故かパンクしてた>

幸いにもホテル近くだったので、ホテル入口の日陰を借りてチューブ入れ替え…

<【悲報】買ったばかりの携帯ポンプのホースが、初回運用で壊れる【続編】>


ホース根元の金具?が緩く、4気圧程度空気を詰めると
ばしゅーんとホースが吹っ飛びますww
途方にくれましたが、益田駅前にサイクルステーションがあるので、
3気圧程度詰めてチンタラ走っていき、高圧ポンプを借りて
無事対処完了しましたm(__)m<命の恩人や

<スタート/ゴール地点 グラントワ>



どうでもいいけど1枚目の龍は、御堂筋クン感あるなと思ったウーーーッ。

<千両まんじゅう>

夕食前のおやつ(!?)。ほかほか旨し。

<夕食は与作さんで!>



会場で配られた、益田駅周辺の飲食店マップで(ここは絶対美味い)と直感したのがこちら。
カウンターを予約する常連さんが多いと仰っていて、さもありなんと思わせる
ご夫婦の朗らかなキャラクターで、一見なのに非常に居心地が良いです。

お通しは茄子の揚げびたし。トロットロのなすにちょい濃いめの出汁が染みこんで酒が進む!
山陰に来たらお魚食わなきゃということで、おまかせで盛ってもらいました。
ひらまさ、ウスバハギ(肝付き!)、マグロの漬け。
程良い歯ごたえと脂のあるひらまさ、ぽん酢の酸味でさっぱり、
されど肝のこってり感も絶妙なウスバハギ、マグロ自身の味を活かした、ちょっと上品な漬け…
あー、もう、これ…明日ライドじゃなきゃ潰れるまで飲むヤツだww
そういう意味ではちょっとしか飲めないのが残念なような、有難いような。。
美味しい美味しいと喜んで食べていたのですが、この日は不漁だったそうで
「島根の本気は…こんなものじゃないんですよ」
と、すごく悔しがっていました。…本気出されたら…堕ちちゃうッ///

〆にご飯ものをと言ったら、おむすび、自家製梅干し、ゆで卵をサービスしてくれました(*´з`)
夢中でパクパク食べて、大将、奥さん、カウンターに着いたばかりのお客さんから応援を貰い、
「これで明日はバッチリ走れますねっ(*´▽`*)b」
もちろんです。大雨降っても走って見せますよ(フラグ)!

またINAKAライド参加するときには是非立ち寄りたい、美味しくて温かいお店でした。
ごちそうさま!

<ま「久しぶりのホテルだね、リリムちゃん…」リ「も、もうまいねさんってば…」>


ま「NIC(にく)チェック、NICチェック、ワンツー!」
リ「キレてるキレてる!」

・・・なんだこれ(呆然)


~イベント当日~
<早朝の会場とエイド>


ちょ、朝食付きとかww
正直、朝早すぎてホテルの朝食が食べられなかったので非常に助かりました。
こっくり甘辛味のおむすび、美味しかった(*´ω`*)

<人間畑と自転車畑>


参加者はざっと1,500561人(スタッフが約1,500人)ほどいたんだとか。ほぇ~。
リピーター率が高く、だんだん知名度も上がっている本イベント、
近隣からの参加者はもちろん、関東から7回とか通っている猛者もちらほら見受けられました。
#ゼッケンに、住んでいる県とイベント参加回数が書いてあるので分かる
あと、ビックリするほどANCHOR乗り率高かったです。
やっぱまったりライドにANCHOR最強ってはっきり分かんだね。

<スタート!と同時に、横から上から大声援!!>





「頑張って」「気を付けてね」「いってらっしゃい」
もうホント、いろんな角度から声援の雨あられ!w
老若男女からペットに至るまで、家族総出で応援してくれてるのがすっごく嬉しい!
そして時系列は前後しますが、30Km弱走ったあたりから雨が降り始め、
気温はグングン下がり18度切り。走っている私たちでさえも震えそうな寒さの中、
傘をさして応援している人たちも沢山いました。
天気は悪いけど気持ちは晴れやか。独りも漏らさず手を振り返したいような、
初っ端から最後まで、そんな温かくハッピーな気持ちに満たされました。

<多少は信号もあるけれど>

イベント中は警察の方が交通整理をし、自転車だけは赤信号でも走れるようになっています。
すげぇ、本気すぎるぜ益田市・・・っ!

<手作りうちわww>

わしゃジャニーズかww

<(多分)美都中学校の生徒さんたち>

多分この日一番の元気な声援を送ってくれました(*^^)v
カメラ向けたら「ありがとうございまーす!」って、目立ちたがりか!w

<結構トンネルが多い>

INAKAライドのコースはあまり急斜面はありませんが山が多く、
かなり長い+連続のトンネル走行が頻発します。
車通りが少ないのがせめてもの救いですが、やっぱり神経を使いますね…。

<スーパーうさぎさんたちかな?>

本大会は自己申告の平均時速別にかめ(まいねはこれ)、うさぎ、
スーパーうさぎコースに分かれます。途中までは同じコースを走るので、
何度か抜かれましたが…緩い登りとはいえ、まるで平地の様に
綺麗にトレインを組んで走っていく様は(そりゃ速いわ)と見せつけられましたね。

<あれはもしや、かの有名な・・・?>

↑と、聞くことはかなわなかったのですが
「可愛いアヒルですね!」
「ありがとうございます…でもこれ、空気抵抗がちょっとねw」
「マジすか!?首おかしくなりそうっすねww」
と笑わせていただき、長い登りの中でちょっと元気をもらいましたw

<匹見峡>


渓流好きのまいねさんとしては脚を止めざるを得なかった。
雨なので一眼は自重したんですが、1枚目は黒淵、2枚目は亀の胴淵(だったはず)。
この雨の中でもこの綺麗さですから、晴れていたら最高だっただろうな・・・!

さて、そろそろお楽しみのグルメをば。

<内田AS(エイドステーション)>


バナナ、ゼリーとキューサイのはちみつ青汁。キューサイの農場がこの辺にあるんですよ。
「うわぁ、甘くて飲み易いですね!」
ってコメントを用意してたんですが、流石の元祖?青汁はガチ勢で、
「ぐぇ、不味っ」
と本音が漏れてしまいましたw

<横田AS>



ナトリウムが摂れる茄子のお漬物に、水分とカリウムのすいか、
あと美味しい(w)お饅頭。

<匹見AS>

梅おにぎりにたくあん。こういうので良い、こういうのが良い。

<道川レスト>


いやぁ、噂には聞いてたけどボリュームすげぇわww
ばくだんおむすび、お漬物、猪肉?のつくね、地元野菜のかき揚げ、
塩焼きそば、白餡?のおやき、和梨、ドリンク。どれもすごく美味しかった!
香りはスパイシーなのに辛くない塩焼きそば、結構クセになる味だったな。
因みにばくだんおむすびはラップに包んでそっとバッグにしまい、晩御飯にしましたw

<美都AS>


雨で冷え切った身体に温かい善哉…ありがてぇ…っ!
そしてゆずジュースとゆずプリン。ゆずプリンは酸味がしっかり利いてて、
プリンのクリーミーさもありつつ、果物ムースのような果実感もあり面白い味。結構好き。

デザートは別腹で、本体には蓄えられないから実質カロリーゼロ(真顔)とはいえ、
流石にちょっと食べすぎなので巡航速度を上げて負荷をかけつつ…

<ああ…あとちょっとで終わっちゃう>


<喜びと、ちょっぴり寂しいFINISH>


お前さぁ…せっかく撮ってくれてんだからもうちょっと嬉しそうな顔しろよ!w


冒頭にも書いたのでくどくどしくは述べませんが、熱意と優しさ…とカロリー(w)に溢れた、
すごく良いイベントです。ぜひまた走りたい!以上!!

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プロフィール

HN:
まいね
性別:
男性
趣味:
食べ歩き、コーヒー、ギター、      自転車旅、ボードゲームなど
自己紹介:
「まいね」とは、青森の津軽弁で
「ダメ」という意味。
怒られていても怒られている気がしない、
ダメなのに、ダメな気がしない・・・
そんな錯覚を起こさせる柔らかい語感がステキです。