『残るは食欲』阿川佐和子 著新潮文庫※以降、ネタバレを含むかもしれないのでご注意ください。
愛欲、物欲を捨て(密かにもう一花咲かせるつもりはある!)、
残るは食欲のみとなったアガワさんの、
美味しいものがあれば今日も幸せ!食欲全開エッセイ。
するするっとテンポよく読める短文で、
「これ美味しそう、食べに行ってみたい!」
「あ、これ俺でも作れるんじゃね?」
と思わせる、的確にツボを突いた表現は流石のアガワ女史ですね。
これだけ食べ歩きをしながら(ニース風ってそもそも何!?)なまいねでも、
ニース風サラダが作れそうな気がしてくるのだからすごいです!w
#まいねが読書をしていて食べ物がおいしそうと思ったところに付ける付箋、
#”おい印(おいしるし)”の多さからも、この本の実用性が分かっていただけると思います。
#・・・分かりますよね?(*´▽`*)
本著はシリーズものとして『魔女のスープ』『娘の味』もありますが、
どれもサクッと読めるライトさです。
普段料理をされている方なら、レシピ本としても活躍できるエッセイ集だと思いますよ。
食べ物について文章を書く方にもおススメ!w
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