\ 珍食がなければ・・・ / \ 作ればいいじゃない /
<珍食とは>
たまにお店のメニューの中に見かける「何だコレ!?」と気になる、
挑戦的に思える一品。とはいえ、ゲテモノ食いとはまた違う。
<珍珍道Jr.ルール>
・”珍食”のニュアンスはまいねの独断。人によっては常識かもしれないし、ゲテモノかも。
・偶然に発見、ないしは人づてで手に入れた情報を基に珍食をいただき、レポートする。
#わざわざネット検索などで情報を集めない。キリがないので。
・辛い物、お酒など、体調を悪くしたり旅中の危険を冒すようなものは無理して食べない。
・お店の方への写真撮影およびWeb掲載許可、および元ネタ作成者のほげーさんより、
ゆっくりほげー&オルカのイラスト使用許可もいただいています。
#オルカは、まいねの自転車ANCHOR RL6のカラーリングに合わせ、改変しています。※今回、少しだけカエルと豚皮の食材画像が出てきます。苦手な方はご注意ください。宜しければこちらもどうぞ
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珍珍道Jr.5品目 五味の市 カキフライソフト|
珍珍道Jr.6品目 道の駅かよう『へぇラーメン』>
蒸し暑い夜勤の帰り道、ずっと気になってたお店がありまして。
岡ビル近くにあるハノイマートさん。最小限の看板には営業時間すら書いておらず、
たまに人が入っていても明らかに”本場の人たち”。
数か月”気になる人”どまりでしたがついに我慢できなくなり、入店してみました。
案の定、店員さんもカタコト日本語の方でしたが、まいねは学びました。
「人間、”ありがとう”と”ごめんなさい”が言えれば、案外会話が成立する」
<初回の買い物。日和見ってレベルじゃねーぞ!>
一回入ってしまえばこっちのもの、ハノイマートさんは見たこともない食材の宝庫!
肉も魚も調味料も、説明がほとんどないので想像で買うしかありませんw
だが、それが良い(日本に居ながら海外旅行気分)!
そんなこんなで今回購入してみた食材は、本場のビーフンとカエルと豚皮。
カエルと豚皮は食べるのが初めてって訳ではないですけど、料理は初めて。
レシピを頭の中で想像すること自体がめちゃくちゃ楽しかったです(*´з`)~♪
<豚皮、デカい!>
豚皮は自然解凍し(写真くらいの奴が2枚で4時間ほどかかった)、
塩と酒でもんで臭みを取ります(因みに調理工程の大部分は、
食材の臭いを嗅ぎながら想像でやりましたw)。
軽く鹿の子を入れ(包丁が安物なので…)、一口サイズに切り分けました。
<おお、カエルだ(真顔)>
「種別:カエル 内容量:2匹」
という、およそここが日本とは思えない表示を見ただけで笑いが止まりませんw
一先ず肉質を触って確かめると、見た目は鶏肉っぽいですが鮫皮のようなざらつきを感じます。
まいねが岸神小毬君ならダメ出しするところですね(何)。
筋肉だけでなく骨などもしっかりしてますが、出汁には期待できそうもないし、
火を通しすぎたら固くなりそうと直感したので、スープのベースは鶏手羽元で作り、
カエルは霜降りしてからさっと火を通す程度にしようと考えました。
何やかやありまして(目逸らし)、本日のディナーがこちら。
<なんちゃって南国飯(カエルの汁ビーフンと豚皮の唐揚げ)>
破滅的な盛り付けセンスは毎度の事なので諦めてください(威圧)。
いやしかし、カエルすごく美味いです(*´▽`*)
よく”鶏肉みたい”と喩えられますが、個人的には「(鶏ささみ+鮎)÷2」という感じ。
しっかり噛みごたえ、若干パサつきがありつつも旨みがあり、
ほんのりスイカに似た香りがあります。部位による味の違いはそんなに顕著でないですけど、
食感の違いは割とあります。個人的には僧帽筋、大腿四頭筋、腹斜筋が好みでした。
…あー、ってか味もさることながらカエルって筋肉フェチにはたまらなくってですね、
見てくださいよこの大腿四頭筋+ハムストリングスのデカさ!
ここまで育てるのには眠れない夜もあったと思うんです。
そして地味に強く、重機が乗ったように発達した僧帽筋は、
大ジャンプの後の着地を支えるのにきっと重要な役割なんでしょうね。
食感で好みだったのは腹斜筋。上質なモツ煮込みのようなクニュクニュっとした歯触りが、
口の中と心を喜ばせてくれ
閑話休題。
スープのベースは鶏手羽元、味付けは塩少々、ナンプラー、レモン。
トッピングにはサラダセロリ(パクチーなかった…)、砕いたピーナッツ。
本場のビーフンは1mmの細麺ながら程よくコシがあり、美味でした。
さて、お次は豚皮の唐揚げ。
どこかの世界一周ブログで「豚皮の唐揚げは地域ごとに味が異なり、クセになる美味しさ」
と紹介されていて(うろ覚え)、すごく気になっていました。
唐揚げ自体はにんにく、しょうが、醤油(隠し味にナンプラー少々)と
いわゆる日本のオーソドックスなから揚げという感じ。
年寄りに揚げ物は結構辛いので(悲)さっぱりさせるべく、
ナンプラーを使ったなんちゃってサルサを添えてみました。
軽くレンチンした玉ねぎ(辛いの苦手)、トマト、サラダセロリのみじん切り、
ライム、ナンプラー、塩、砂糖、酢を合わせています。
正直水切りが甘く若干味はぼけてしまいましたが、まぁまぁの出来でした。
メインの豚皮ですが、喩えるなら「陸のタコ唐揚げ」「飲み込み可能なヨメナカセ」
って感じでしょうか。
歯ごたえは…ぶっちゃけ噛み切れるものではないので、
最初から細かく切るのが良いでしょうw
獣臭いものを想像していましたが、意外と臭みはありません。割と万能選手な食材かも。
反面、強い旨みとかがあるモンでもないんですけど、こりこりクニュクニュと噛みながら、
酒を進めるには良いアテになります。
ご飯のお供にするなら細めに切って醤油煮込みにするとか、良さそうですね…夢が広がる!
[2回]
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