先日宣言したとおり、
クリスマスイブから大晦日までに500Km走破というチャレンジのため、
まいねにとっては今日がクリスマスとなります。
毎年恒例の”クリスマスは本気で料理する”という誰得企画、
特に祝福されるものでもありませんが、何気に今年で5年目となります。
それだけに…1か月以上前から、まいねはメニューを決めかねていました。
(肉にするべきか、魚にするべきか…それが問題だ。)
ビーフシチュー、アクアパッツァ、チキンのホイル包み焼き、ロールキャベツ…
メインだけではなく、副菜も含めればそれなりの品数を作っています。
(今までとはガラリと雰囲気が変わるような、ディナーにしたい…)
考えども考えども日だけが無為に過ぎ、焦りは増すばかり。
そんなある日、暗闇の中に一筋の光が差したかのように、一つの考えが浮かんできたのです。
(「クリスマス」「ディナー」という言葉に捉われていたけど、
やりたいことは”本気の料理”。
”当然、洋食だろう”と思いすぎていたんじゃね?)
宜しければこちらもどうぞ
<
クリスマスディナー2017
そんなわけで、今回のコンセプトは”クリスマスカラーを取り入れたアジア料理”。
いきなりですが、メインディッシュはこちら。
<八つ墓村かな?>
・・・えーと、毎度前置きが長くてすみませんw
・・・せーの、おりゃぁぁぁ(鍋からサルベージ)!!
<ディナー全景>
#画的に地味すぎて笑える、笑える…orz
【おしながき】・まるっと丸鶏、参鶏湯!・パクチーとカニカマのサラダ・山くらげの中華風漬け・手作りキウイジャムの杏仁豆腐<まるっと丸鶏、参鶏湯!>
丸鶏の中にもち米、しょうが、松の実、紅ナツメを詰め込み、
クリスマスカラーのため(!)スープの中にもち米、クコの実、山くらげ、
臭い消しのためのほんの少しの酒、塩と共に一日半煮込みました。
#薬効が失われるため、本来スープに味は付けないみたい。
いやー、いっぺん丸鶏をこうして、ナイフで削ぎ切りしながら
かぶりついてみたかったんですよね一人で。一人でね(大事なことなので二回)。
しかしながらサルベージ時も、自重で手羽先が折れてしまうくらいの柔らかさになっており、
削ぐのは無理だったので、フォークでほぐしながらいただくことにしました。
紅塩をひとつまみかけていただきます。
・・・美味っ、えっ、美味っ!? ←素でこんなリアクションだったw
最初に香るのは生姜と松の実の爽やかな香り。
たっぷり丸鶏の出汁とコラーゲンが溶け出し、旨みの爆弾(!)のようなスープですが、
もち米の自然な甘みととろみがついているお陰か、ジワーっと優しく味わいが広がります。
クコの実の甘酸っぱさも良いアクセントになっています。
山くらげは…あんまり煮込むものじゃないなと思いましたw
食感あっての山くらげなので、良さが半減以下って感じです。
栄養的にも味的にも、邪魔をしているわけではないんですけど。。
鶏肉はもはや、豆腐のような柔らかさ。歯が路頭に迷ってしまいそうなくらい!w
そして食べ進めて行って…
鶏肉の中に詰め込んだもち米が、美味しすぎてらめぇ、おかしくなっちゃゥゥゥ!!! ←
鶏肉の出汁はもちろん、しょうがと松の実の香り、ナツメの甘味を
全方位から吸ったもち米です。もはや…”美味い”という言葉すら出ません。
( *´艸`)<(この味を口の中に永遠に閉じ込めておきたい)
<パクチーとカニカマのサラダ>
パクチーを刻んだものとカニカマをほぐしたものをマヨネーズ、黒胡椒で和え、
仕上げに炒って砕いたピーナッツをかけました。
パクチーの爽やかな香り、カニカマのさっぱりした旨みをマヨネーズがまとめて、
噛むと楽しいピーナッツの食感と香り。うん、バランス感も含めてかなり上出来。
<山くらげの中華風漬け>
これはクリスマス関係なく、食材を見かけたので食べたくなっただけの、箸休め要員ですw
山くらげとは、英語で言うところのステムレタス、和名は茎ちしゃと呼ばれるものを、
一度乾燥させてから戻したもののことです。東北では割とメジャー…だと思います。
名前のとおり、こう見えてレタスの仲間。コリコリ食感がクセになるお野菜です(*^^)v
さて調理ですが、基本的にはまいね家キューちゃんと同じ作り方。
酒、酢、醤油、砂糖を同量(砂糖はお好みで加減)合わせたものに
生姜、唐辛子を加えた漬け汁で、
水で戻した山くらげを煮て、冷まして…を3回ほど繰り返します。
粗熱が取れたらごま油、ラー油を加えて混ぜたら完成。
コリッコリの食感、甘辛い味、生姜とごま油の香りで
箸をつけたが最後、休めません(箸休めとは一体)。
因みに器は今回初登場。近所のガラス工房「グラススタジオ透明館」さんが、
年末の3日間だけセールをするのですが、そこで手に入れたものです。
小鉢としても、酒器としても使える絶妙な大きさ、柄で、一目惚れしました(*´ω`*)
<手作りキウイジャムの杏仁豆腐>
杏仁豆腐は市販の素を使っていますが、ジャムは手作り。
仕上げにクコの実を乗せてクリスマスカラー完成!
ドイツビールのグラスも、なんちゃっておしゃれ感を出してるでしょ(威圧)?
甘味、香りをしっかり濃いめに作った杏仁豆腐と、キウイジャムの酸味が
良い感じにマッチしています。これもバランス良くできました。
本気ディナーを締めくくるにふさわしいデザートに仕上がったと思います(*´ω`*)
さて・・・
大晦日までに喰いきれるかな、これ(;・∀・)
(丸鶏は結局手でほぐし、骨までしゃぶりつくしましたw)
[2回]
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