<電気ブラン(グラスの中はロックです)>
出身・種別:日本・リキュール
度数:40度
購入価格:1,100円ほど大正レトロなラベルが良い雰囲気を醸し出す電気ブラン。
ロックのグラスを横に置いておくだけで、ここまで絵になるお酒も中々ないのでは?
浅草にある神谷バーの神谷伝兵衛さんが作った、ブランデーベースのカクテル。
当時の新しいもの、モダンなものに接頭辞のようにつけられていた”電気”を冠し、
数々の文学作品にも登場する憧れのお酒だったようです。
今ではあって当たり前の電気が、こんなにも憧れられていた時代がある・・・
その歴史の上に立っていることを嬉しく思うと同時に、
そこまでの新鮮、強烈な驚きでもって世界に接することが現代の私たちにあるのかどうか…?
ほんのり寂しいような気持ちにもなりますね(。-`ω-)
名前のイメージから、スピリッツ系の強烈なアルコール臭を想像していたのですが、
口に含むとその甘さにびっくりします。はちみつ漬けの梅に近いような風味だと思いました。
ちょっと個人的には甘すぎに感じたので、ロックにしてギンギンに冷やし、
甘さを抑えて飲むのが一番好きでした。
ソーダ割りにすると杏露酒っぽくてこれもまた良しですが、やっぱり途中で胸やけが…w
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