<サントリーオールドウィスキー(1,600円ほど)グラスの中身は原液です>
日本のウィスキーの代表格と言っても過言でなく、お酒をあまり飲まない人でも、
このボトルを目にしたことがあるって方は多いのではないでしょうか。
日本伝統の漆塗りを思わせるような真っ黒の、
”ダルマ”や”タヌキ”の愛称が付けられるそのずんぐりとした可愛らしいボトルは
日本中どこでも見かけますね!
かく言うまいねの実家でも、ビール党の父が飲む唯一と言って良いウィスキーが
このサントリーオールドで、忘れられない思い出が2つあります。
子供がお酒を体験する定番と言えばお屠蘇なのですが、それ以外にも
たまに酔った父親が悪戯心で
「ちょっと舐めてみるか?」
みたいなことも…あるよね(多分、、きっと。。)?
当時小学校低学年くらいだったと思うのですが、大分酔っていた父が
そんな風にまいねの前に飲みかけの水割り(濃いめ)を置き、
(臭いも味もきついし、ちょっと舐めるか、一口口に入っても吐き出すだろう)
くらいに考えていたんだと思いますが、何を思ったかまいねは、
一息に一気飲み。。
当然すぐにクラクラのバタンキューでして、普段は時代錯誤なくらいの亭主関白である
まいね家も、この時ばかりは父が母に烈火のごとく怒られていましたww
このボトルの形はそんな父の、しょんぼりした背中を思い出させます。
ーーー
もう一つ、サントリーオールドのボトルを空けた後に父の鉄板ネタがありまして、
ボトルの中に煙草の煙を吹き込み、蓋をして瓶を振り、
わずかに残っているウィスキーの原液と煙を混ぜ合わせます。そして
「部屋の電気消して」
の一声で電気を消し、固唾を飲んでテーブルの周りに集まるまいねを含む3バカ兄弟(古)。
瓶の蓋を開け、素早くマッチの火を近づけると、シュボッという音とともに、
その漆黒の瓶の中に青い炎が一瞬だけ燃え上がります。
これがまいね父の持ちネタの一つ「人魂」。父がウィスキーをあまり飲まないため
あまり頻繁には見れないこと、また
「お父さんすごい!もう一回やって!!」
と言っても
「フフフ…また今度な」
と勿体付ける(アルコール飛んじゃってできないだけなんだけどねw)こともあり、
何度見ても大はしゃぎしたものです。
このボトルはそんな父の、何故か誇らしげな胸を思い出させます。
…それにしても今日日、人魂ネタをやるお父さんはいるんだろうか(;´∀`)
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