それは、性癖の”塑像”を作るのに似ていた。深酒をしてしまった翌日。全く動けないという訳ではないが、何となくだるさを感じる程度の心と身体を畳の上に横たえながら、彼はぼんやりと考える。(だるい…けど、流石に全く自転車に乗らないと、身体、一気に鈍るからなぁ)ヘドロのような意識の中に、あるいは”罪悪感”という名の手を突っ込み、”形”を探す。(短時間高負荷といえば坂だけど…いつも行ってる山まで行くには、寝すぎてしまったし…)ぺた、ぺた、ぺた、ぺた。(近場にアホみたいにキツい坂、ないかな。笑えるくらいの!)ぺた、ぺた。(よし、探しに行ってみるか!名もないような激坂を!!)ーーー
そんな訳で唐突に始まりました、激坂ハンター(自称)まいねの『登坂おすえ!』。
岡山市内で、メジャーなヒルクラスポットなんて目じゃーないような(ぅゎ面白ぉぃ)、
名もない激坂を探し、とりあえず登ってみるという誰得企画でございます!
因みに、何故かタイトルが京都弁っぽいような感じですが
全く意味はありません。「登坂」と口に出してみたら、何となく「おすえ…」が続けて出てきたので
そのままタイトルになった感じどす(逆撫でしていくスタイル)。
本企画のルール(ってほどでもないけど)は以下のとおり。
・激坂を見かけたらとりあえず登る。
(どう見ても人の家や会社の敷地っぽいな…ってところは流石に避ける)。
・坂の名前は周辺のランドマークを基に、まいねが勝手に命名。
・下りは法定速度遵守。押し歩きも辞さない!
・斜度はGARMINの表示値を基に判定。
宜しければこちらもどうぞ
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[2回]