それは、性癖の”塑像”を作るのに似ていた。深酒をしてしまった翌日。全く動けないという訳ではないが、何となくだるさを感じる程度の心と身体を畳の上に横たえながら、彼はぼんやりと考える。(だるい…けど、流石に全く自転車に乗らないと、身体、一気に鈍るからなぁ)ヘドロのような意識の中に、あるいは”罪悪感”という名の手を突っ込み、”形”を探す。(短時間高負荷といえば坂だけど…いつも行ってる山まで行くには、寝すぎてしまったし…)ぺた、ぺた、ぺた、ぺた。(近場にアホみたいにキツい坂、ないかな。笑えるくらいの!)ぺた、ぺた。(よし、探しに行ってみるか!名もないような激坂を!!)ーーー
そんな訳で唐突に始まりました、激坂ハンター(自称)まいねの『登坂おすえ!』。
岡山市内で、メジャーなヒルクラスポットなんて目じゃーないような(ぅゎ面白ぉぃ)、
名もない激坂を探し、とりあえず登ってみるという誰得企画でございます!
因みに、何故かタイトルが京都弁っぽいような感じですが
全く意味はありません。「登坂」と口に出してみたら、何となく「おすえ…」が続けて出てきたので
そのままタイトルになった感じどす(逆撫でしていくスタイル)。
本企画のルール(ってほどでもないけど)は以下のとおり。
・激坂を見かけたらとりあえず登る。
(どう見ても人の家や会社の敷地っぽいな…ってところは流石に避ける)。
・坂の名前は周辺のランドマークを基に、まいねが勝手に命名。
・下りは法定速度遵守。押し歩きも辞さない!
・斜度はGARMINの表示値を基に判定。
宜しければこちらもどうぞ
第2回>
<freedom坂:最大斜度15%>
岡山市中区の自転車屋さん(cannondaleメイン?)、freedomから
岡北大橋に上っていくまでの坂道。距離的には数十メートルほどと短く、
正直助走の勢いでサクッと登れてしまう感じではあります。
道が狭く、ふらつかないコントロールが求められますが
そもそもトレーニングするのに危険を冒してちゃ仕様がないので
おススメできない坂ですね(汗)。
<淳風会付近の公園坂:最大斜度20%>
万成のあたりは激坂の臭いがプンプンするんですけどね、
意外と探してみると見つからないもんで。
今日見つけた中で中々楽しかった(楽しい坂って概念がそもそも一般受けしない)のは、
淳風会という病院の近く。
10%台前半の坂道が続き、少し下った後、写真にある公園の辺りに
(壁かよ!)と思うようなクソ坂があり、ワクワクします(変態かよ!)w
見てのとおり路面はあまり良くないのですが、20%ほどの斜度があります。
ここも割と距離は短く(100mあるかどうか)、登った先も人の敷地感(何)が強いので、
おススメはしにくいかな。
<谷万成坂:最大斜度16%>
谷万成の辺りも中々良い感じですね。10%台の坂がゴロゴロしています。
2枚目の写真の辺りで最大斜度16%ほど。これも長続きするタイプではないので、
ダンシングでサクッと登れちゃうタイプです。ただ、下りは意外と怖かったし
住宅地なので十分な減速が必要ですね。
<吉備津神社自動車清祓所脇の坂:最大斜度25%>
ここ、前から気になってたんですよね~(*´ω`*)
遠目に写真を撮ってしまったので伝わりにくいかもしれませんが、
実際に見ると(ここ登れるの?マジで!?)とつぶやきつつ、
道路を作った人を呪いたくなるような(!?)斜度になっています。
最大斜度は25%ほどあり、ちょっとした鬼ノ城レベルになっています。
距離は200mもないくらいでしょうか。これくらいならダンシングで勢い付けて
一気に登れますね。ちょっと心拍はアレな感じになりますけどw
下りは押し歩き一択でしょう。下りきったところには参拝客もたくさんいますからね。
<新宮社、真如院坂:最大斜度15%>
吉備津神社から南に行くと、畑の中に突如鳥居がある場所があり、
そこを進んでいくと素敵な坂が現れます。斜度は15%ほど。
これも短いので、平地で勢いつけて登りきれる程度です。
登りきった先は、ちょっと寂しい感じもありますが、中々良い雰囲気の古刹。
フラリ立ち寄ってお参りってのもオツなものではないでしょうか。
[2回]
PR