今回のブルベ(BRM401 米子200Km)で、まいねが感じたことのまとめです。
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後編
【総括】
正直、今でも若干モヤっている部分があります。
ブルベはいわば「自転車ツーリングの総合力を問う試験」のようなものです。
競技としてのやり応えは十分ありますが、”ツーリング”として捉えると、
かなり不幸な形式だと思うんです。
旅の醍醐味って、自分の見たいもの・やりたいことを好きなだけやることだと思うんですが、
競技である以上そうもいかない。結果、素敵な景色を横目に見ながら(それどころじゃない)
と駆け抜けてしまうのなら、それはくだらない日常生活と何が違うのでしょう。
また、自分の意思で行きたい場所を決めて厳しい思いをするならまだしも、
他人に決められたコースで厳しい思いをしていると、ふと
(こんなことのためにトレーニングしてたんだっけ?)
と思ってしまいました。
とはいえ。
いわゆる「ブルベワールド」みたいなものも確かに感じました。
苦しい思いをしながら、それでも一歩一歩進んでいくその先の達成感。
本質は孤独な闘いであるにもかかわらず、どこかにある”皆で走ってる”感覚。
本当にキツくて、今までの個人のライドでの辛さなんて楽しく思えてしまうほどだったけど、
たった1回の経験で(こんななら、もう二度とやらんでいいや)と切り捨てられるほど
単純じゃないですね。。
…まぁ、4日経って思い出補正がかかり始めただけかもしれないけどw
埼玉とか、他県のブルベに出てみるのもアリかな、とか考え始めています。
#埼玉ブルベでは(日本一のクォリティじゃね?)との呼び声も高い、
#限定販売の反射ベストが購入できるんです。
ーーー以降、下に行くにつれ自転車乗らない人には興味の湧かない内容と
なっていますのでご注意くださいwーーー
【リザルト(Strava調べ)】
走行距離:201.0[Km]平均/最高時速:20.4/58.0[Km/h]平均/最高ケイデンス:77/115[rpm]獲得標高:2,588[m]消費カロリー:3,654[Kcal]【反省・課題点】・目標タイムと、それを達成するためのペース配分の計算ができなかった
今回は制限時間より1時間は早くゴールしたい、という目標がありましたが、
そのためにはどれくらいの巡航速度で、どれくらい休憩時間を取れば良いか、
予習も足りなかったし、走行中の計算もできていませんでした(経験則もあるだろうけど)。
そんなわけで自分の実力を超える集団について行ったりしてペースを乱され、
必要以上に辛いライドになったような気がします。
・ライトの電池が予想以上にもたなかった
現在まいねが使用しているフロントライトは、LEZYNEの500ルーメンのもの。
朝4時集合時から日が昇るまでと、いくつかあるトンネルの中で使い、
体感では5時間弱?の使用でしたが、最終的に電池の残量はほぼ空の状態。
ナイトライドの経験が少なく、自分のライトの実力を知っていなかったのが
敗因でしたね。
・他の人について行ってばかりだった
自転車は、”前は地獄、後ろはリビング”と言われるほど風の影響をもろに受け、
先頭を走っている人がキツいスポーツ。たまに先頭を変わってあげるのが
礼儀だと思うのですが、結局一度も牽くことはありませんでした。。
【良かった点】・景色が本当に綺麗だった!
今回のブルベ、全篇にわたって景勝地が散りばめられており”走力があれば”
メチャメチャ面白いコースだったと思います。ホンットに厳しかったですが、
景色がご褒美になって走ることができたとまいねも思いますし、
そういう声が多かったですね(*´ω`*)
・ブルベで維持すべきペースが少しだけ分かった!
中盤くらいの上り坂は結構押し歩きしていますが、それでも下りや平地で稼げば
十分余裕を持ってクリアできることが分かりました。
ブルベ未体験の人に声を大にして言いたいのは、
「辛いところは、潔く歩いてもええんやで!」
ということw
ぜひ、普段では味わえないブルベならではの達成感を体験してみて欲しいと思います。
・登坂トレーニングが功を奏した!
まいねのヒルクラは、インロー固定、ハンドルのフラット部分を持ち、
上体を起こして呼吸を楽にしながら一定のペースを保つ省エネスタイル。
#ただし、斜度20%超えの激坂ではそうもいきませんけど。。
これでも意外と、ダンシングでえっちらおっちら登っている方に追いつくことができたので、
ロングライドのヒルクラ方法としては間違っておらず、続けてきた意味があったんだなと
思いました。
・トップクラスにきついブルベを走破できた!
岡山ブルベは、全国の中でも獲得標高が多いキツめの内容となっており、
一番最初の挑戦でこれを走破できたのは、大きな自信になりそうです。
#鬼ノ城に挑戦したら、裏金山も金甲山も(鬼ノ城よりはマシ…)と登りきれるようなモンw
【用意したもの(☆必須、◎めっちゃ役立った、○あれば嬉しい、△なくてもいいかも)】☆自転車(ANCHOR RL6 SPORT)
△バックパック(VAUDE、9L)
├◎薬
├△着替えのTシャツ
└☆補給食
ジャージのバックポケットでも良かったかなって気がします。
#結局着替えをすることもなく、丸2日ジャージで過ごしてましたw
○サドルバッグ
├☆スペアタイア1本
├☆スペアチューブ2本
├☆空気入れ
└○輪行バッグ(grunge)
たまたまパンクしなかったですけど、備えは確実に要りますね。
○ツールボトル
├○携帯ツール(チェーン切りなし)
├☆CO2ボンベ2本
├○パンク修理キット
└△軍手
未だに、輪行の時ペダルに軍手を付けて少しでも(自分への)衝撃を和らげようとしてます。
因みにまいねはチェーン交換のスキルがないので、チェーン切れたらDNFと腹括ってましたw
◎スマホ
└◎ルートラボビューア
地図上にルートを引くルートラボに、自分の現在地を表示するアプリ。
山中を走ることが多く、GARMINはきっと狂うだろうと予想して備えていたのですが、
バッチリ役立ってくれました。GARMIN、ルートラボビューア、
キューシート(コース地図を文字に起こしたもの、ってイメージ) の三段構えで、
超絶方向音痴のまいねでも完走することができました!
#因みにコースミスは2回ほどあったのですが、割とすぐ立て直しました。
◎ziploc
├☆キューシート、ブルベカード、筆記用具を入れておく用
├◎薬などを入れておく用
| ├○胃腸薬、止瀉薬、BCAA配合サプリ、鎮痛剤、湿布薬、絆創膏、アレルギー用点眼
| └△ティッシュ、ウェットティッシュ
└△補給食をまとめておく用
├○アミノサプリ(だったかな?)BCAA配合ゼリー
└○スポーツ羊羹
細かいものを探す手間が省けるので、疲れてきたときに真価を発揮します。
キューシートはバックポケットに入れてすぐに見たいし、でも汗で濡らしたくないので
ziplocに入れておくと便利ですよ。
☆ライト、反射アイテム
├☆フロントライト(LEZYNE 500lm)
├☆リアライト(CATEYEの安いヤツ)
├◎ヘルメットにつけるライト(メーカー忘れた…)
├☆反射たすき
└☆腕や足に着ける反射材
ヘルメットにつけるライトは、以前の
夜間撮影ポタのあたりから使い始めたのですが、
メインのライトのほかに自分の向いた方向が照らせるという安心感、
地図を見たりトラブル発生時にも懐中電灯代わりに好きなように照らせる便利さは
やみつきになります。これ、ランドヌールを目指す人以外にもおススメしたいです。
リアライトはもうちょっとグレードアップしたいなー。
反射アイテムはブルベで装備必須となっています。
岡山ブルベ(200Km)では、ベストでなくたすきの装備でも
OKとなっています(主催者に確認しました)が、地方ルールがありますので、
どこまでやるべきか分からない場合は、素直に主催者に聞いた方が良いかと思います。
○冬用ジャージ
├☆補給食
| ├○BCAA配合ゼリー
| ├○スポーツ羊羹
| └○塩ラムネ
└☆キューシート、ブルベカード、筆記用具
当日は軽い異常気象で、5月後半くらい?の暑さだったので、
冬用ジャージは完全にオーバースペックでした。とはいえ朝は寒かったので、
夏用ジャージ+羽織ものorインナーorアームウォーマーなんかで調整するのが賢かったかな。
[2回]
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