『オーソドックスな青森の旅』の続きです。
2-3ではアートとディナーをご紹介。写真は少なめですが心静かにお楽しみください…
宜しければこちらもどうぞ
<青森帰省日記2016その2-2
<青森県立美術館>
きれいな緑の中にある純白の建物が何ともさわやかな青森県立美術館。
企画展の棟方志功展を見てきました。
…というか、1時間ほどでは棟方志功展の半分程度しか見れませんでした(TAT)
ウルトラマンや怪獣のデザインをされている方が青森出身ということで、
そのコレクション展などもあったんですが・・・青森県立美術館の収蔵数恐るべし(゜Д゜;)
さて肝心の棟方志功展ですが、棟方がゴッホの影響を受けて描いた油絵に始まり、
仕事で制作した小さな版画、神話をモチーフにした巻物、曼荼羅のようなもの、
巨大な版画など多種にわたっており非常に見ごたえがあります。
「わだばゴッホになる」
棟方志功が残したといわれる有名な言葉ですが、これイントネーションによっては
意味が真逆になるよなぁと以前から思ってました。
「日本語訳1:私はゴッホになる(なってやるという決意の表れ)」
「日本語訳2:私だったらゴッホになる(なるのが当たり前、くらいの自信)」
でも今回の展示を見て、この人は傲慢さのかけらもない、真面目で、天然で、
人間味にあふれた人だと感じました。巨大な版画など、最初はその迫力に圧倒されますが、
よくよく見ると一本一本の線に愛情が込められている感じがするし、
外国の詩をモチーフにした作品では、スペリングミスをバッテンで直してるあたりとか
愛嬌もたっぷりですw
青森が誇る類稀な才能にぜひぜひ県外の人も触れてほしいなと思います。
ーーー
<ディナー:あどはだり蕎麦と茶碗蒸し>
超濃密な旅の〆は、さっぱり、ぬぐだまる(日本語訳:温まる)蕎麦がいいねということで
小巾亭さんに伺いました。
注文したのは長ネギ、玉ねぎとホロホロの牛肉がたっぷり乗ったあどはだり蕎麦。
あどはだりとは、お代わりやアンコールを意味する言葉です。
「てげんめすけ、あどはだりしたじゃ(日本語訳:すごく美味しいからお代わりしたよ)」
みたいな感じで使います。…使ったことないけど。
野菜の甘みが利いた優しいお出汁で、小麦粉比率チョイ高めでつるっといけるお蕎麦です。
茶碗蒸しとの比較で分かってもらえるかもしれませんがボリュームがすごいので
お代わりはちょっと無理かなw
写真右上にある小巾亭自慢の、しょうが風味の粕漬け?も中々の逸品。
甘すぎず辛すぎず、ちょうど良い箸休めでしたよ。
(*´▽`*)<メガラケ!(日本語訳:美味しいから食べて。
旅の途中にお土産屋さんで見かけた文字。一瞬意味が分からなかったw)
1日がブログの記事3本分になる(w)超濃密な青森の旅、いかがでしたでしょうか。
今の青森はホントびっくりするほど寒いですけど、友人たちと元気に再会できて、
美味しいものを食べて色んなものを見て、非常にほっこりした旅なのでした(*´ω`*)<ムフー
[1回]
PR