最近暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
お盆休みに入ってのんびりしている人も、
小島よしおばりに「そんなの関係ねぇ!」な人もいらっしゃるでしょう。
・・・まいねは後者です(泣)。
とはいえ、自転車はペダルを回した数だけ強くなるもの(至言)。
今回のライドは8/13(日)に、まいねとマッキーとで前回行けなかった、
最上稲荷参りのリベンジを果たしてきましたよ。
今回は割とガチで走り、巡航速度を上げているため写真は少な目です。
悪しからずご了承くださいませm(__)m
宜しければこちらもどうぞ
<ちゃりあんと Ride2
【コース概要】
宇野港を出発、まいねが自転車を購入した自転車屋さんである
サイクルセンター岡山に立ち寄り、最上稲荷をお参り。
帰りは同じ道を戻り、
グリッドキッチンさんで食事後、宇野港まで戻ります。
往復65Km、平坦基調で、ほとんど街中を走るため補給に事欠かず、
楽なライドになる…はずでした(あからさまな伏線)。
因みにまいねは自宅から宇野港までマッキーを迎えに行くため、
今回も今回とて100Km超でした。…最近、月1回は100Kmランしてるような?w
【自宅~宇野港】
7時前に自宅を出発、薄く雲がかかっているお陰か日差しはきつくなく、
”涼しい”とすら感じられるような気温。早起きして身体を目覚めさせたため
朝から快調に飛ばします。マッキーが岡山に到着する1時間前には宇野港に到着しそうな勢い。
そしてもうすぐ到着というときに、何となくタイヤに違和感。まさか…
児島で2回目のパンクかよ!?(´;ω;`)<呪われてるのか…?
しかし、まいねは以前とは違います。溜め息をつきながらも常備している修理キットを
取り出し、チューブ交換に取り掛かります。
#旅先でパンクを修理するのは時間がかかりすぎるので、タイヤの中のチューブごと
#交換しちゃうのが一般的なのです。パンクしたチューブは、家に帰ってゆっくり修理します。
<一部修理に関係ないものも混ざっていますが、こんな感じで修理してました>
チューブの穴の位置を基に、タイヤのどの辺に異物がありそうかを割り出そうとしましたが、
洗面器などがないこともあり、穴は見つけられず。
すごく小さな鋭いものが刺さってパンクしたのが原因で、
タイヤの穴は塞ぐ必要はなさそうと判断し、そのままチューブ交換します。
#異物がタイヤの中に残っているとまたパンクの原因になるので、見つけたかった…
#また、タイヤに空いた穴が大きな場合、チューブを交換して空気を詰めたときに、
#そこからチューブが飛び出してきてすぐパンク…ということにもなりかねません。
初めての屋外チューブ交換に四苦八苦しながらも、どうにか交換完了。
ここから空気を詰めるわけですが、こんな時の秘密兵器がこちら。
<CO2ボンベ~(だみ声)>
ちょっと見づらいですが、この中に圧縮した二酸化炭素が詰まった
使い捨てのボンベが入っており、これを取り付けてボンベの口に小さな穴を空けてやることで、
チューブの中に一気に二酸化炭素が充填される仕組みになっています。
(初めてのボンベ使用だけど、大丈夫かな…)
(取り付けて…すいっちょん(スイッチON)!)
(…あれ?CO2出てこない…どうなってんだろ?)
と、ボンベを外そうとしたその瞬間「パァン!!」
一気にCO2が噴出し、後には凍り付いたボンベが転がりました。
(´;ω;`)<失敗した・・・!!
こうなるともう、仕方ありません。携帯ポンプで手動により空気詰めです。
マッキーが到着するまでポンプを押し続けましたが、まいねの細腕では、
5気圧詰め込むのがやっとです。
#快適に乗るためには7気圧欲しい。
幸いにも?最初の目的地が自転車屋さんなので、そこでしっかり空気を詰めることにして
諦めて走り始めることにしました。
<目に見えて後輪の空気圧が足りてない(苦笑)>
【宇野港~サイクルセンター岡山】
<児島湖周辺にて>
ピスト乗りのマッキーが、ロードにも興味が出てきたということで、
まいねのホーム?であるサイクルセンター岡山さんをご案内することにしました。
途中、とんでもなくお腹が空いてきたので、予定にはなかった昼食を摂ることにしました。
#補給は予定内だけど、グリッドキッチンさんでしっかり食べるため、
#それ以外はコンビニで済ませるつもりだった。
ここから、この日の予定が大きくずれ始めたと言っても過言ではありません。。
<丸源ラーメンで肉そば(イメージ画像)>
お腹が空きすぎて、速攻で箸付けてしまったんや。堪忍やでぇ・・・
豚肉の脂の旨みが利いた、優しい醤油とんこつスープが疲れた身体に染みわたります。
ライド中のラーメン、超うめぇ(実際は、何食っても旨いんだけどねw)!
お腹を満たしたところでサイクルセンター岡山へ。
”結局ウチの子が一番(親バカ)”なのは自明であっても、他の自転車も気になってしまうのは
チャリダーの悲しい性。
「ひぇ~」「ほほぅ…」
とか言いつつ、素敵な自転車たちをじっくり眺めました。
試乗車もあるということで、フルカーボンのBMC、COLNAGOの
乗り比べをさせてもらいました。
BMCって、男らしい骨太なデザインで
(ゴツゴツして乗り心地悪そう・・・)
と勝手にイメージしていましたがむしろその逆で、路面にちょっとした凹凸があることを
感じさせないくらい衝撃吸収がよく、めちゃくちゃ快適でした。
加速はちょっともったり感があるように思いましたが、長距離走るにはすごく良さそう。
対してCOLNAGOは攻め攻めの加速感!ペダルを踏み込んだ時に、
”ペダルの重さを感じさせない”くらいの感じ。お店の前で短距離を走らせてもらっただけで
「うっひょ~!」
と声が出ちゃうような面白さがあります。ただ、ロングライドになるとどうかな、
ってのは実際長距離走ってみないと分からない感じ。
…まぁ、最初に乗ったBMCが快適すぎたんだねw
実はフルカーボンの自転車に乗ったのは初めてだったので、貴重な体験でした。
この時点で予定の2時間遅れになりつつ(!?)、最上稲荷へ向かいます。
【サイクルセンター岡山→最上稲荷】
<いつ見てもデカい!!>
<参道入り口からしばらく歩き…>
<とうちゃこ(バァ~ン)!>
これまた予定になかったんですが、せっかくだから本滝くらいは見に行こうということで
少しだけ山登り。
<この斜度見るだけで萎えるw>
<Σd(。-`ω-)>
この時点で、グリッドキッチンさんでのご飯を食べる予定時間の直前。
もはやご飯を食べるのは無理かもしれない、
それどころか最終のフェリーに間に合うかどうか分からない…
それでも、男たちは、ペダルを回した。
それしか、できないのだから。
(風の中のふ~ふふ~ん 砂の中のは~はは~ん♪~(´o`人))
ここからはもう、昼過ぎの35度近い炎天下をほぼ会話もないガチダッシュ!w
最上稲荷を出発してしばらくは35Km/h前後で巡航していたのですが、
途中から目に見えて速度が落ち初め、
どう頑張っても20Km/hをキープするのが精一杯のフラフラ状態。
児島湖手前で一旦二人で座り込み、このまま進むか、いっそまいね家に泊まるか(!?)
協議した後、やはり進むことに。
橋を渡り終え、郡(こおり)に入ったあたりで、さっきまでダラダラ流れていた汗が
嘘のように無くなり、汗をかかない状態に。あ、これアカンヤツヤー。
熱中症かハンガーノック寸前か不明ですが、脚には力が入らず、腕が痺れ、
意識が少し朦朧とした状態。ほんの少しだけ(途中で帰れば良かった~)と後悔しましたw
そして、まいねがいつも補給に立ち寄るローソンに通りかかり、
フェリーのことを考えると食事をしている暇はほぼないのだけど、体調はヤバい…
そのギリギリの判断を迫られ、結局は入ることに。これが、大正解でした。
傍から見たら
(え!?あんぱんと唐揚げとチョコレートを一緒に食べてコーラで流し込んでる!?)
という常軌を逸した食事でしたが(w)、これによって身体に力がみなぎり、
フェリー出港まで残り20分、上り坂こそヘロヘロでしたが、平坦では30Km/h巡航、
下りでは半分ヤケクソでダンシング(立ち漕ぎ)も混ぜつつ、54Km/hの猛ダッシュ。
その結果・・・
出港5分前に乗り場到着。間に合ったぁぁぁ\(・ω\)(/・ω・)/<うぉぉぉ!!(また、奇跡起こしたな…!)ガッチリ握手するマッキーとまいね。
所詮素人の走りではありますが、自分たちの限界を突破した走りの先に達成したゴールは、
プロの戦いの先にあるゴールと、負けずとも劣らない価値があると思います!
マッキーの出港を見送り、フェリー乗り場のベンチに崩れ落ちるまいね。
「脚・・・死んだっショ」
サイクルジャージのバックポケットに入っている、食べ残しのあんぱんを食べて
体力回復しようとしますが、手の震えが止まらず、落してしまいます。
(やべ、最後の補給食が…!)
テンションが落ち始めると、急に体調まで悪く感じ始めます。
とりあえず、身体を冷やさず糖分補給するために自販機でホットミルクティーを購入。
ゆっくりと飲んで疲れを癒そうとしますが、だんだん吐き気、頭痛がしはじめ
さっさと帰らないとまずそうなので、宇野駅から輪行で帰ることに。
<荷詰めに一時間以上かかったとです…(;O;)>
もう、集中力がほぼゼロなんですね。自転車を詰める向きが逆であることに気付かず、
袋の口を閉められずに何度もやり直して(そしてまた逆に入れようとして)、
いつもなら10分で終わるところ、1時間以上悪戦苦闘していましたw
更に悪いことに、まいねの下調べが悪かったのですが、宇野から岡山方面の電車って、
一時間に一本程度しかないんですね(もっと頻繁に走ってるイメージだった)。
荷詰めが終わってから電光掲示板を見て、
次の電車まで1時間以上待たなくてはいけないことを知った時の
まいねの絶望感は言うに及ばずです。これはもう、背に腹は代えられません。
「参考までにお聞きしたいんですが…ここから自宅まで、タクシーでいくらかかりますか?」
答え:7,500円くらいでした。
自転車を乗せてもらい、タクシーで帰りました。無理を言ったまいねを迎え入れ、
児島の歴史を聞かせてくださったドライバーさんにはホント助けられました。
出費は痛かったですが、すごく勉強になるライドでしたよ。
【今回のライド情報】走行距離:102.87Km平均時速:21.2Km/h最高時速:53.5Km/h走行時間:4時間50分12秒教訓:・CO2ボンベは一本無駄にしてでも、一度は家で練習しておくべき。・メインの食事が後ろにあるライドの時は、補給(休憩)時間をちょっと長めに 設定して予定を組まないと、体力消耗によりどんどん遅れるかもしれない。・輪行を組み入れるときは、予定駅の電車のペースも見ておくこと。
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