全国のコアな時代小説料理再現ファンの皆さま、おまっとさんでした。
池波正太郎『剣客商売』の
”剣客めし”に引き続き、
畠中恵のしゃばけシリーズ、つくもがみシリーズのご飯を再現する、
その名も”あやかしめし”を始めてみようと思います。
さて記念すべき第1回は、しゃばけシリーズ第3弾『ねこのばば』より雷豆腐と、
つくもがみシリーズ第2弾『つくもがみ 遊ぼうよ』よりめざしと青菜のおひたしです。
最近、暴飲暴食が過ぎるのでかなりストイックな献立にしてみましたw
宜しければこちらもどうぞ
第2回>
雷豆腐は豆腐をごま油で炒めたものに大根おろしとねぎのざく切りを加えたものです。
味付けの記述がなかったため、勘でしょうゆと酒にしてみました。
ご飯によく合う、想像を裏切らないそのまんまの美味しさって感じです!w
水分の出やすい食材を合わせるので、味付けは濃いめにするのが良いと思います。
アツアツご飯にちょっと冷めた雷豆腐を乗せて、ちょっとかつぶしなんかかけたら
たまらんでしょうね(´▽,`)<想像だけでよだれが…
めざし…がなかったのでうるめいわしの一夜干しを焼いたやつなんですけど、
久々に食べたら脂が乗りつつも、程よく締まった身に味がぎゅっと詰まっててめちゃ美味!
猫神あたりが
「うにゃぁぁぁ!うみゃぁぁぁ!(^ΦωΦ^)」
とか言って食べる様子が容易に想像できますw
青菜は小松菜です。安くて旨くて栄養豊富、言うことないですね!
うるめいわしと小松菜は食べ合わせも良くて、たっぷりのカルシウムを吸収でき、
免疫強化や肝機能改善なんかも期待できます。
…まぁ正直、狙ってたわけじゃないんですけどねw
あ、でも今回の献立にはビタミンB系がほぼないので、
こればっかり食べてちゃだめだよということを念のため補記しておきます。
小説の中では、子供たちが付喪神と協力して事件を解決するに当たって、
力を蓄えるために、めざしとおひたしでご飯を2杯も3杯もお代わりをする
単に美味しそうなだけでなく、”力を出すためにたくさん食べる”というシンプルであり、
故に有無を言わさぬ説得力のあるシーンがありまして、
これが本企画をやりたいと思ったきっかけになりました。
今回は反省を込めて(w)ご飯は少な目に、よく噛んで食べる粗食になりましたが、
(自分の身体とはいえ)人の健康を考えてご飯を作るという原点に立ち返ることができて
非常に意義があったなぁと思います。
思わず、西日差す食卓に正座で向かうまいねなのでした(。-`ω-)<分かればよろしい
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