高校野球は普段そんなに見ないんですが、岡山在住青森県民のまいねとしては、
本日の弘前聖愛高校(青森)と玉野光南高校(岡山)のカードは中々に見ごたえのあるカードでした。
・・・日本在住の外国人の皆さんとか、こんな気持ちでスポーツ見てるんだろうなぁw
この試合を見ての雑感を岡山と青森の関係性と絡めてちょっと書いてみようと思います。
因みに野球についてはズブの素人ですので、そっち方面は期待しないで下さいw
青森は、大きく二つの地域に分けられます。津軽地方と、南部地方。南部と言っても方角の南部ではなく、南部さんという殿様のいた南部藩が由来です。歴史シミュレーションゲームをやっている方なんかはご存知かもしれませんね。
そしてこの津軽・南部の関係は、岡山あたりで言う所の山陰・山陽の関係に似ています。津軽、南部のそれぞれの特徴をざっくりまとめると以下のような感じ。
<津軽>
・文豪、太宰治を生んだ土地。
・繊細かつ勤勉、実直と言われる。南部人に言わせると、
「日本海側にある土地で日照時間が短いからそういうふうに育つんだ!」
という半ば言いがかりのような理由で「根暗」扱い。
・実際、無職の割合や自殺率が高かったりというデータもあり、大きく外れてはいないのかも・・・
と思わせてしまうのがツラいところ。。
・津軽弁は通称男言葉ともいわれ濁点が多くて語調の強い、喧嘩腰に聞こえる言葉。
<南部>
・文豪、三浦哲郎を生んだ土地。
・太平洋側にある土地で地震や津波に襲われ度々ニュースに出てくる。
災害を受けながらも(日照時間の長さのおかげか)それに負けない強さと大らかさをもつ。
悪く言えばバカ・・・げふげふ。
・南部弁は女言葉ともいわれ、語調がかなり柔らか。怒りなどが伝わりにくいというデメリットもw
岡山は災害が少ないのでその点は南部と異なりますが、「陰」の土地に対するイメージがちょっと似ているのではないでしょうか。
本日、玉野に勝った弘前聖愛。正直、まいねが青森出身であるにもかかわらずそんな学校があることすら知らなかったんですが(甲子園は青森山田と光星学院のどちらかが行くことが多いですからね)、こちらは津軽側の学校です。津軽の人間の粘り強さと真面目さがよく出た野球だったのではないでしょうか。
雪が深く積もろうと、誰に何と言われようと、コツコツ練習を積み上げてきたんだろうなと想像します。
それから玉野光南。点差が開いてきても皆が闘志に満ちた顔をしており、ユニフォームを泥だらけにして闘う様に思わず涙でした!いやもう、高校野球で泣く日が来るとは思わなかったよ!w
いやぁそれにしても・・・
月曜日どんな顔で職場に行こうかなぁ(ニヤニヤ)
[0回]
PR